ピース･綾部祐二､｢行列｣司会で吉本先輩芸人超え! 高視聴率を記録!

12月4日に放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』では､島田紳助引退後司会を交代交代で務めてきた東野幸治･宮迫博之(雨上がり決死隊)･後藤輝基(フットボールアワー)を差し置いて､綾部祐二(ピース)が初司会を任された｡

番組冒頭で彼がカーテン奥から登場すると､スタジオ観覧の女性からは黄色い大歓声｡
一方で彼の先輩である吉本芸人たちは一斉に険しい顔で睨みつけた｡

前任者･島田紳助が毎回行なっていたゲストイジりもスムーズに回らず､宮迫博之や後藤輝基からは｢天狗の鼻が伸びている｣と逆にイジられてしまい､司会者としてドッシリ構えた風格こそ無かったものの､メイン企画｢芸能人のワガママ叶えますSP｣が始まるとまずまず無難に進行｡

アメリカが生んだ天才オペラ少女､ジャッキー･エヴァンコが出演して"天使の歌声"を披露し､フェルト造形作家の中山みどりが本物の動物と見間違えるほどそっくりなフェルトアートを魅せるなど､普段から同番組の固定視聴者で無い層の目にも留まったのか､視聴率は16.8%を記録｡

後藤輝基が初司会を務めた9月18日は16.1%､2回目となった11月20日回でも14.3%と､いずれも12月4日回を下回る｡
関西ローカル番組含め7本のレギュラー司会冠番組を持つ宮迫博之も､9月25日回こそ18.2%を記録したが､以降は10月16日～11月6日の4回平均約14.7%｡
新弁護士が登場した11月27日回でも15.8%と､またもや綾部祐二が出した数字に劣る｡

二代目司会者最有力候補と目されている東野幸治は､直近で司会を担った11月13日放送回が13.3%と低調｡
つまり島田紳助の引退騒動が収まったここ二ヶ月で､綾部祐二が司会を任された回が最高視聴率となったのだ｡

『行列のできる法律相談所』はしばらくの間､司会者を絞らず交代制で回していくと日本テレビ側は発表している｡
これまで東野幸治を中心に中堅芸人3人で回すと思われた司会者枠に､綾部祐二も加わる資格を持つに十分な結果を残した｡

初司会登場時に視聴率が伸びるジンクスが存在するならば､今後5人目･6人目と新たな候補の登場も可能性はあるかもしれない｡

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