住田裕子弁護士･松本志のぶアナが｢行列｣卒業のワケ!

11月20日に放送される日本テレビ系『行列のできる法律相談所』にて､放送開始から約10年間番組司会進行役を務めてきた松本志のぶアナウンサーと､同じく初期から弁護士軍団の一員として出演してきた住田裕子弁護士が卒業する｡

出産準備の為卒業が決まった松本志のぶは現在妊娠9ヶ月｡同日収録は既に行われており､10月16日放送分からは後継となる徳島えりかアナウンサーと共演｡研修期間として一緒に出演し､11月27日回より"独り立ち"となる｡
徳島えりかは2011年入社の新人｡それでも松本志のぶは｢しっかりしている｣とお墨付きで､『芸人報道』等バラエティ番組出演経験も積んできた｡

島田紳助が芸能界を電撃引退して松本志のぶが卒業と､『行列のできる法律相談所』の司会が二人共消える本来なら緊急事態であるが､東野幸治や宮迫博之ら島田紳助の芸人魂を受け継ぐ後輩と､松本志のぶの後輩が今後の同番組を支えていくことになる｡

ところが､連続降板の流れは弁護士軍団にも波及した｡松本志のぶ卒業発表から二週間後､紅一点として毎週法律問題に答えてきた住田弁護士までも､自主降板する｡
理由は2010年に立ち上げたNPO法人｢長寿社会の安全安心な暮らしを実現する会｣の活動に尽力する為｡還暦を迎え､新たなステップを踏み出したいと決意した｡

番組の収録が日曜日で､NPO法人活動に支障があった｡住田裕子も｢ようやく『自由な日曜日』を手に入れることが出来た｣と述べており､第二の人生を歩みだす｡出演者とは｢別の形でお目にかかりたい｣としている｡

番組開始当初と比べ法律問題に割く時間が大幅に減少した『行列のできる法律相談所』とはいえ､弁護士軍団が一人欠けるのは大きな痛手｡
菊地幸夫が中心となり､北村晴男と本村健太郎が口論を繰り広げる展開となるか､はたまた新弁護士が加入するのか｡
いずれにせよ､11月20日が一つのターニングポイントとなりそうだ｡

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