フードファイター･小林尊が大会の賞金や収入源を赤裸々告白!

数々の大食い選手権で優勝を遂げ､フードファイトの本場･アメリカに進出した第一人者･小林尊が5月4日放送のTBS系『マツコの知らない世界』に出演して､大食いテクニックや胃袋の秘密について語った｡

小林尊が世界記録を保有するホットドッグ早食いに関しては､冷たい水ではなくお湯と一緒に飲み込むのが良いと明かし､ソーセージを半分に折って口の中へ入れるのがポイントだという｡
大食いの定番料理であるカレーライスは､皿を持ち上げ口に流し込むように食べるそうで､ルーが最後まで残るよう食べる配分を調整する｡

アメリカではフードファイトはれっきとした"スポーツ"として扱われ､小林尊は｢スポーツ史上最も有力なアスリート｣として､マイク･タイソンやベーブ･ルースと並び取り上げられるほどの逸材｡
フードファイトのオンシーズンは7～10月､オフシーズンは11～3月｡7月4日の独立記念日に開催される｢ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権｣を始め､主要な大会はほぼ夏季に行われる｡普段は一日一食しか食べず､オフシーズンには胃が小さくなるが､シーズン開始前になるとトレーニングにより胃を大きくする｡大会時には､12リットルを90秒で一気飲み出来るほど胃を柔軟に仕上げる｡"胃の柔軟性"が勝負のカギを握るのだ｡

これほど身を削って果たしてどれほどの賞金が稼げるのか｡ホットドッグ早食い選手権は優勝賞金約120万円､チキンウイングの早食いは約240万円､牛の脳みそ60分大食いは約360万円など､確かに一攫千金が狙える大会が数多く存在する｡
だが､小林尊の主な収入源は賞金よりむしろCM｡彼はアメリカ本土でも有名人｡｢MasterCard｣等有名企業の広告に起用されている｡彼曰く､大会の賞金･出演料が25%､TV･イベント出演料が25%､CMなどの契約料が50%だという｡

小林尊に憧れてフードファイターになった者もいるが､こればかりは誰もが｢やれば出来る｣ものではなく､生まれつきのポテンシャルが要求される｡よほど自信があり､胃袋を柔軟に大きくするキツいトレーニングに耐えられない限り､目指すべきではないだろう｡

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