9/6の｢ホンマでっか!?TV｣でOA､お金に関する見解を一挙紹介!

第39話目の放送では､『お金の落とし穴』ということで､様々な"ホンマでっか!?"なネタが登場した｡
この日の通称"ほんまでっ会"のメンバーとして参加したのは､池田清彦(科学評論家)､植木理恵(心理評論家)､金子哲雄(流通評論家)､藤川太(家計経済評論家)､牛窪恵(海外マーケティング評論家)､尾木直樹(教育評論家)

それでは､番組で飛び交った"ホンマでっか!?"な話題を紹介していこう♪

●生後2年栄養のある食事で将来給料が1.5倍!?!?
池田清彦｢1970年代､グアテマラでの研究で､ある村には生後2年間栄養価の高い食べ物を与え､別の村には普通の食べ物を与えた｡
そして大人になって調べたら､栄養価の高い食べ物を与えた村の人たちは､他の人に比べて給料が1.5倍になった｡｣

●生後の食物が脳と体に与える影響大!?
池田清彦｢生後しばらくの間に食べる食べ物は､脳と体にすごい影響を与える｡
ただ､あまりにも栄養価を気にしてカロリーを無視すると肥満の原因になる｡
一番いいのは､生後に栄養価の高い食べ物を食べて､成人後カロリー制限をする｡｣

●金持ちになるには失敗よりも成功の分析!?
植木理恵｢大人になってからの金持ちの調査もある｡
ある心理学者が､60万人の億万長者にアンケートを行った｡
失敗した時の反省は誰もがすると思うが､上場企業の社長さんの共通点は､成功した時の分析が出来ている｡｣

●懐メロのかかる居酒屋では無駄遣いをしてしまう!?
金子哲雄｢懐メロのかかる居酒屋では､暴飲暴食で無駄遣いをしてしまう｡
オジサン層の居酒屋では､1980年代の懐メロと言えばTUBEの『あー夏休み』や､中森明菜さんの『DESIRE』など｡
これらがかかると思い出話で盛り上がり､ついついお酒やつまみの注文数が伸びてしまう｡
なので､無駄使いしたくなかったら､懐メロがかかっているときに､『無駄使いしてはいけない｡』と意識することが重要｡
ただ､長居するお客さんも多くなるため回転率が悪くなる｡｣

●アップテンポなBGMで購買率が4倍に!?
植木理恵｢1992年にスーパーマーケットで､静かなメロディーをかける場合とアップテンポなメロディをかける場合とで購買率を調査した｡
アップテンポにするだけで4倍購買率が上がる｡｣

●ドリカムの歌のヒットで株価が上がる!?
牛窪恵｢Dreams Come Trueの曲が流行ると､株価が上がる｡
ドリカムの歌は､元気で現実感があると分析されている｡
2004年2月発売の『やさしいキスをして』が発売された時は､株価が2月から8月にかけて上昇した｡
2005年2月発売の『何度でも』の時も､同様､株価がアップした｡
経済は合理的な行動ではなく､ポジティブな感情に左右される｡｣

●花柄が流行ると景気アップ!?
藤川太｢今年は､花柄が流行っている｡
花柄が流行ると､景気が良くなる｡
60年代の高度成長期､バブル期に花柄が流行した｡
人の気持ちは景気に左右され､服装に表われる｡｣

●女子学生の66%が花柄を着用!?
尾木直樹｢どのくらいの女子学生が花柄を着ているか? 66%｡｣

●世界の流行色の発信はカラーマフィア!?
金子哲雄｢ファッション業界をコントロールしているカラーマフィアがいる｡
今年の流行色を決めて､繊維業界にこの色の生地を作ったほうがいいとか言ってファッション業界をコントロールしている｡｣

●仏国で流行服を着る為肋骨を折った!?
池田清彦｢流行と言うのは恐ろしくて､フランスでは流行のコルセットを着るために､肋骨を折った女性がいた｡
折ってまで着たいんだよね｡
人間は流行に支配されている｡｣

●映画で泣く人は無駄遣いしやすい!?
牛窪恵｢映画を見て泣く人は､無駄遣いしやすい｡
ドーパミンの分泌量が多く､新しい物好きで流行に左右されやすい｡｣

●女性は視覚情報で購買力が6.5倍に!?
植木理恵｢女性は視覚情報によって購買力が高まる｡
結婚相談所のパンフレットで実験した｡
ただ､説明文だけを書いたパンフレットとウエディングドレスを着た女性の写真を載せたパンフレットを客に見せた所､写真付きのほうが6.5倍の購買力があった｡｣

●家の購入は値引き交渉をしろ!?
藤川太｢お金に失敗する方は､家で失敗する人が多い｡
家を買う時に値引きが出来ないと思っている人が多いが､ぜひ､値引き交渉をしてほしいです｡
100万円のものを買う時の100万円は大きく感じるが､5000万円ものを買う時の100万円は小さく感じる｡
100万円くらい値引きできるかもしれない｡
ローンの場合､利息が付きますから､100万円値引きしただけでも､150万円の得になる｡｣

●マンションと妻は衝動買いが良い!?
金子哲雄｢マンションと奥さん選びは､衝動買いが良い｡
急いで決めた場合は､間違った選択をしたくないと思うため､後悔が少ない｡
今の妻は選択の余地がなかったんで2週間で決めました｡｣
池田先生､｢俺､3週間で決めたよ｡
選択の余地あったけどね｡｣

●ギャンブル好きの女性は大富豪の妻になりやすい!?
牛窪恵｢ギャンブル好きの奥さんは､大富豪の妻になりやすい｡
富裕層の妻をウオッチングして研究した所､金持ちでない状態で結婚した場合が多い｡
結婚してから金持ちになった｡
8割の妻が､将来彼とは金持ちになれるとギャンブル精神で結婚した｡｣

●ケーキバイキングで女性の浪費癖が分かる!?
金子哲雄｢ケーキバイキングに行くと､女性の浪費癖が分かる｡
『今日は好きなものを食べよ｡』と言った女性と『今日は元がとれるまで食べよ』と言った女性では､後者の方が倹約家である｡
前者は浪費家なので付き合わないほうがいい｡
元を取ろうとする女性は､金銭感覚があり､良い家庭を築く｡
また､元が取れるケーキの食べ方には順番があり､クリーム系→フルーツ系→チョコ系である｡｣

●高校授業料を取る国は日本を含め4ヶ国だけ!?
尾木直樹｢日本の学費はおかしい｡
3月までで､高校で授業料のかかる国は､世界で4ヶ国しかない｡
日本とイタリアと韓国とポルトガル｡
4月からは公立高校の授業料が無償化しましたが｡｣

●大学の学費を無償化しないのは2ヶ国のみ!?
尾木直樹｢国際社会は､大学まで含めて授業料は無償化の方向へ向かっている｡
そういった条約があり､その条約を批准していない国は､世界160ヶ国中､日本とマダガスカルの2ヶ国だけ｡
学費は､1人当たり最低1000万円かかります｡
現在､大学生の38%が奨学金を受給している｡ただ､僕らの時代は無利息だったが､今は有利子､3%のローンである｡
なので､1人当たり340万～700万円の借金になる｡
本来､国民みんなが利口になるのは､国家にとってのライフラインなんです｡
勉強は､子供たちにとって生き延びるためのセーフティーネットなんです｡
財源うんぬんではなくて､最初に教育費は押さえなければならない｡｣

●アメリカ留学する学生が激減!?
尾木直樹｢アメリカに留学する日本の学生が激減している｡
13年前は10.1%だったのが､現在は､4.4%｡逆に韓国は7年間で17倍増加｡
エール大学は､文化的交流が減ることを危惧して､給付型奨学金を援助して日本人を勧誘している｡｣

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