必殺仕事人
[第22話]
涼次(松岡昌宏)は捕らわれの身となり、巳ノ助(火野正平)に拷問を加えられる。06/26放送
だが、涼次は断じて、仕事人たちについて口を割ることはなかった。
その頃、桐ノ屋(寺田農)が瓦版をばらまき、仕事人の悪行を触れ回っていた。
加納(杉本哲太)が仕組んだのだ。
おかげで江戸の町には仕事人を批判する声が高まり始める。
そんな中、口の堅い涼次に業を煮やした巳ノ助は、如月(谷村美月)を捕らえて連れてくる。
だが、如月もまたどんな拷問にも屈することはなかった。
一方、忠宗(神山繁)は加納の粛清を命じたことが雨宮(勝野洋)にばれるのを恐れていた。
彼は雨宮の妻のきよ(若村麻由美)を呼び出し、口止め料を渡そうとする。
だが、それを拒否された忠宗は、家臣に命じてきよを斬り殺させた。
瀕死のきよから依頼を受けた小五郎(東山紀之)は、主水(藤田まこと)や匳(田中聖)、お菊(和久井映見)らとともに最後の仕事に臨むことを決意。
加納の屋敷に乗り込んでいった。
すると、鬼面の仕事人たちも、加納の屋敷を襲撃していた。
可能の用心棒たちと斬り合った末、鬼面の中の顔が明かされると、それは伝七(福士誠治)だった。
伝七は、自らの手で悪を成敗したかったと言い残すと、息を引き取る。
やがて、匳が桐ノ屋を、主水が加納を仕留める。
続いて、小五郎に救出された涼次が巳ノ助の首筋に錐を突き刺した。
さらに、小五郎は松坂を一刀両断で斬り捨てる。
最後の仕事を終えた涼次は如月とともに旅立ち、小五郎や主水、匳、お菊らも表稼業へと帰っていく…。
06/26
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キャスト
渡辺小五郎 / 東山紀之(ひがしやまのりゆき)普段は南町奉行所の中で見廻り役を担当して・・・
中村主水 / 藤田まこと(ふじたまこと)
裏家業界の大ベテランの仕事人。今でこそ若・・・
経師屋の涼次 / 松岡昌宏(まつおかまさひろ)
普段は襖(ふすま)や屏風(屏風)を修理す・・・
からくり屋の源太 / 大倉忠義(おおくらただよし)
普段はからくり仕掛けの人形を作る仕事をし・・・
花御殿のお菊 / 和久井映見(わくいえみ)
普段は常磐津の師匠として常盤津節を広めて・・・
如月 / 谷村美月(たにむらみつき)
玉櫛の妹で伊賀忍者として行動している。今・・・
大河原伝七 / 福士誠治(ふくしせいじ)
小五郎の後輩にあたる男。生真面目な性格か・・・
坂本勘助 / 宇梶剛士(うかじたかし)
南町奉行所の筆頭を務める同心。強面のわり・・・
作太郎 / 前田航基(まえだこうき)
本当の父親ではないものの、父のように慕う・・・
渡辺ふく / 中越典子(なかごしのりこ)
小五郎の妻で母・こうと共に渡辺家を発展さ・・・
中村せん / 菅井きん(すがいきん)
主水の姑で日頃から主水の駄目ムコ振りには・・・
渡辺こう / 野際陽子(のぎわようこ)
小五郎の姑で、日頃から小五郎の出世ばかり・・・
玉櫛 / 水川あさみ(みずかわあさみ)
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