浜田雅功を本番中に"はりつけの刑"に処した大物芸人!
日本のバラエティー界に無くてはならないお笑いコンビの一つ、ダウンタウン。20年以上に渡り第一線で活躍し続け、数多くの伝説的番組を築き上げてきた。
ダウンタウンのツッコミ・浜田雅功は、特に後輩芸人から恐れられる存在。根は優しく共演者にも腰が低いと言われるが、あのオーラと口調、顔が強張る時の怖さは芸能界でも有数の存在。初対面では中々近寄りがたい人物である。

今や後輩だけでなく、梅宮辰夫和田アキ子志村けんといった目上の大御所タレントにさえ番組収録中はタメ口を使い激しくツッコむことを暗黙の了解で許されてほどの"超大物"となったが、かつては到底考えられないような仕打ちを受けていた。12月1日に放送された読売テレビ『特盛!よしもと今田・八光のおしゃべりジャングル』で太平サブローが語った。

まだダウンタウン新人だった頃、吉本芸人の間で、他の芸人台でネタを披露している最中に後ろを走り抜けるという悪フザケが流行っていたそう。ダウンタウンも流行りに便乗して太平サブロー・シローがネタ中に同じ行為をしようとしたところを太平シローが浜田雅功を捕まえ、台上で投げ飛ばした。

太平サブローは確保された浜田雅功を見て、台袖にしたスタッフに「釘と金槌持って来〜い!」と叫んだ。手を打たれると思った浜田雅功は「やめてください!」と拒否。すると今度は「ガムテープ持って来い!」と言い、彼の体をガムテープで貼り付け固定した。
「1cmでも動いたらただじゃ終わらせんぞ、分かったか!」と怒鳴り散らした後、太平サブロー・シローはそのまま漫才を再開したという。
漫才を終え、台から去る時にもガムテープは剥がさず留めたまま、浜田雅功だけを残し引き上げてしまった。

スタジオの観客や若手芸人も口をあんぐりさせ驚くばかり。今田耕司はその話を耳にしたことがある様子で、「浜田さん昔から可愛がられてたんですよね」と太平サブローをフォロー。まだダウンタウン新人だった30年頃前は、演者側も観客も酒を飲んでいるのが珍しくなく、お祭り騒ぎの一環で浜田雅功が受けた"はりつけの刑"も笑い話で済んだのだとか。

浜田雅功が、かつて自分が味わった悪い慣習を止めたのも、彼が良き人柄と評される所以か。
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