ヤクルト・由規が"マー君フォーム"に挑戦! 開幕投手&161キロ超え目指す!
21日にサイパン自主トレから帰国したヤクルト・由規投手が22日、埼玉県戸田市内で練習を再開。制球力アップのため、フォーム改造に取り組んでいることを明かした。
由規は一昨年8月の横浜戦で、日本人歴代最速となる161キロをマーク。
昨季もその豪快なフォームから150キロを超える速球を連発し、先発ローテーションの一角を担った。
しかしその一方で、昨季は投球回数100回2/3で49四死球と制球力不足を露呈。
体への負担が大きいフォームのため、シーズン終盤には右肩を痛め戦線を離脱した。
これまで球速に強いこだわりを持っていた由規だが、女房役・相川から、
「体がぶれて制球が悪くなる」(スポニチアネックス)
と指摘され、フォーム改造を決意。
投球時に左肩よりも上がっていたグラブの位置を下げ、体への負担が少ない制球力重視のフォームを模索している。
理想とするのは楽天・田中将大投手。
田中は昨季、躍動感のあるフォームからひじを柔らかく使った下半身主導のフォームに変更。
一昨年155回を投げ32個だった四死球は、226回1/3を投げたにも関わらず27個と減少し、沢村賞をはじめとする投手タイトルを総なめにした。
昨季、プロ入り後初の長期離脱を経験した由規だが、
「故障していろいろ考えました。かえって下半身も強化し、右肩の筋肉も力強さが付いた気がする」(同)
と前向きにコメント。
新フォームについては、
「まだぎごちない」(同)
と苦笑いしながらも、練習では右肩痛の影響を感じさせないキレのいい球を披露した。
制球力アップを目的としたフォーム改造だが、球速へのこだわりを捨てたわけではない。
「見ている人にはそこ(球速)が一番。僕のバロメーターでもある」(同)
と自身が持つ日本人最高球速更新に意欲を見せ、
「(開幕投手も)意識したい。キャンプでは実戦で小川監督にアピールする」(同)
と初の大役に標準を合わせている。
理想とする田中は、23歳で沢村賞を獲得した。
今年23歳を迎える由規も、新フォームを身に付け大きく飛躍したいところだ。
(2012年1月23日)
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