ヤクルト･由規が自己最多13Kで5勝目! チームの連敗を5でストップ!

【ヤクルト 3-1 オリックス神宮】
ヤクルトの由規投手が26日､交流戦のオリックス戦に先発｡
8回5安打1失点と好投し､ハーラートップタイの5勝目を挙げた｡

｢連敗中だったので気合が入っていた｣(デイリースポーツより)
という由規は､初回から140キロ台後半の直球を連発｡
四回まで毎回の5奪三振と圧巻の投球を披露した｡

そして､圧巻は五回｡
連続四球で無死一､二塁のピンチを招いたが､梶本勇､田口､イ･スンヨプを三者連続三振｡
ここぞの場面では狙って三振を奪っていった｡

前日まで交流戦7戦で7得点と元気のなかった打線も､初回から一､二回で3得点と由規を援護｡
由規は完投こそならなかったが､自己最多となる13奪三振を奪ってハーラートップタイの5勝目｡
50奪三振も巨人･東野とならびリーグ最多となった｡

由規は試合後､
｢三振はそんなに意識していなかったけど､決め球の意識は凄くあった｡自分自身気持ちが入っていたし､そういうのが表れた｣(スポニチアネックスより)
と納得の表情でコメント｡

荒木チーフ兼投手コーチは､
｢今年の由規は自分で修正できるようになった｡バランスのいい投げ方｡(大崩れは)もうないんじゃないかな｣(同)
と成長著しい若き右腕を頼もしげに見つめた｡

これでチームは連敗を｢5｣で止め､セ･リーグ首位をキープ｡
交流戦では12球団中10位と苦しんでいるが､由規の好投で再び息を吹き返しそうだ｡

(2011年5月27日)

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