白い春
[第7話]
春男(阿部寛)がパン屋で仕事をしていると、さち(大橋のぞみ)が熱があると言って学校を早退してきた。05/26放送
康史(遠藤憲一)と佳奈子(白石美帆)は留守で、春男が不器用ながら看病。
春男は康史がさちの好き嫌いを許していること、さちが友達とパーティーを開きたがっていることを知る。
そこに帰ってきた康史は怒って、春男を部屋から追い出した。
春男からパーティーのことを聞いた康史は次の日曜にやろうと言い、さちは喜ぶ。
さちは春男も呼ぼうと言い、康史は渋々ながら彼を2階の住まいに呼んだ。
そこでテレビゲームを始めることになるが、春男と康史はお互いに負けじと必死になる。
パーティーの最後、さちは康史の誕生日をお祝い。
涙ぐむ康史を見て、うれしそうなさちや佳奈子の姿を見て、春男は部屋を出ていく。
06/23
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殺人の罪を犯して9年間の服役。
そして刑期を終え、出所してきたばかりの男。
以前はヤクザ組織の駒として活動していたが、
同棲していた高村真理子が病弱な為、そんな彼女を支える為に脱会を願い出たところ、
組からの指令で殺人を起こしてしまった。
殺人を犯した自分が真理子のことを幸せにできるはずがないと一方的に別れを告げた為、
出所してからも帰るべき場所、会うべき人はどこにもいなかった。
そんな彼が行きついた場所はどこにでもある公園。
しかし春男はこの公園で“ある一人の少女”と運命的な出会いを果たすのであった。
この女の子が春男の人生を大きく変えることになるなど、
この時春男は考えてもいなかった…。
“天使”という言葉がぴったりな純粋で優しい心をもつ女の子。
優しさの中に何事にも物おじしない性格も持ち合わせており、
どんな大人に対しても自分が思った感情を素直に伝える。
その為、大人が心の中に隠し持っているもの、秘密にしていることを見事に言い当てることもある。
そんな彼女がある日、公園で一人の男を見つける。
何かに後悔しているかのようにうなだれている男。その男が“春男”だった。
一見、強面で接しにくい春男だったが、
さちは何も怖がることなく春男に接し始めた。
この女の子は一体誰なのか。
そしてどうして春男のことを人一倍気にするのか…。
定職に就かずフリーターとして毎日ブラブラした生活を送っている女性。
以前、ネットカフェで一晩を過ごした際に出所したばかりの春男と出会った。
その際、春男に何か自分と共感するものを感じた栞は春男に対して興味を抱くようになった。
春男は完全に彼女の存在を邪魔扱いしていたが、
栞自身は春男のことを私が一番理解していると確信している。
そんな彼女は過去の経験からなんとか今の大人たちを見返してやりたいと考えており、
何か大きなビジネスチャンスがないかいつもそればかりを考えている。
街でパン屋を経営している真面目で純粋、善良な男である。
春男が刑務所に入った直後に真理子とは知り合い、彼女のことを好きになった。
この時、真理子のおなかには他の男との子供がいたが、誰の子供かを康史に語ることはなかった。
子供も含め、一緒に暮らしたいと申し出る康史であったが、
その返事を聞くことなく真理子がなくなってしまった。
それからというもの、真理子が自らの命を落してまでも出産した子供さちを引き取り、
康史は自分の子供としてさちを育てるのであった。
栞と知り合いの男で自称・栞の彼氏。
“金がない”が口癖で多少は悪いことをしてもいいから金を手に入れたいと少しひねくれた考えを持っている。
しかし、栞が春男に興味を持ち出してからは、
彼女を男にとられた彼氏のような感情を抱いており、胸中おだやかではない。
何かで春男を見返し、栞に振り向いてほしいと考える勇樹だったがすべてが空回りに終わる。
真理子の妹で、姉を通じて村上康史と知り合った。
姉が死んでからは姉が生んだ子供の面倒を見る手伝いをしている。
現在は彼の店を手伝いながらさちの面倒も見ている心優しい女性。
しかし、妹の佳奈子は姉のことを快く思っていないところもあるようで・・・。
春男の元恋人で、別れた今でも春男にとっては最愛の女性。
春男から別れを切り出されたあとも刑務所に入っている春男のことを心配していたが
元々病弱だったということもあり、娘のさちを産んだ直後に死んでしまった。
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