龍馬伝第43話あらすじ完全版

龍馬伝

[第43話]

10/24放送

土佐のためにも“大政奉還の実現”が有益であることを容堂（近藤正臣）に説得するため象二郎（青木崇高）は土佐に戻る。

その頃、容堂は京で四侯会議に出席していた。
しかし、十五代将軍・慶喜（田中哲司）に振り回されてばかりの容堂はそのうちに怒り出し、土佐に戻ってしまう。

一方、龍馬と陸奥陽之助（平岡祐太）は「海援隊の支部にしたい」と目星をつけていた酢屋の下見に行くが、新選組に見つかってしまい斬りあいになってしまう。
間一髪のところ、中岡（上川隆也）が助け、とある相撲部屋へとかくまった。

そこで中岡は西郷（高橋克実）とも会うが、西郷が「薩摩とともに大政奉還を目指していく」と聞いて驚いた。
その時、一緒にいた大久保利通（及川光博）が「大政奉還がならなかったら土佐も挙兵するか？」と尋ねる。すると、象二郎は「挙兵する」と約束した。

実は、西郷は長州、土佐のどちらとも手を結んでおり、どちらに転んでもいいように動いていたのだ。

夜。酢屋で龍馬は中岡に大政奉還後の“草案”を見せた。
これが「船中八策」だ。
「船中八策」には「海軍の拡大を目指す」「民主主義の世の中を築く」「能力があれば誰でも政に加われる」「外国と対等な関係を結ぶ」などが、龍馬の望みが描かれていた。
それはまさに理想ともいえる世界だった。

中岡は思わず「おまん…ほんまに龍馬かえ」と驚くのだった。

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