リッチマン、プアウーマン第1話あらすじ完全版

リッチマン、プアウーマン

[第1話]

07/09放送

日向徹（小栗旬）は、今急成長のIT企業社長。29歳という若さにもかかわらず、類稀な経営力で「NEXT INNOVATION」を育てあげたやり手だ。

徹のビジネスパートナーが、朝比奈恒介（井浦新）。学生時代に徹に可能性を感じて、会社の共同経営を持ちかけたのが恒介だった。

澤木千尋（石原さとみ）は、就職戦線真っ最中ながら今だない定数は「０（ゼロ）」。東京大学理工学部に在籍するのに、全く就職先が決まらないでいた。

「NEXT INNOVATION」の会社説明会に、千尋は参加する。ステージに上がった徹の存在感に、千尋は胸を躍らせる。徹は話を終えると、学生たちに質問を始めた。

徹が千尋に質問したのは“内定数”で、千尋は戸惑いながらも“０（ゼロ）”であることを正直に話した。そんな千尋を徹はジッと見つめる。そして「内定０の学生は、今すぐこの会場から出て行ってくれ」と言い放った。

唖然とする千尋に、日向は「東大理学部さんも、もういいよ」と言った。日向の言葉を聞いた千尋は頭に血が上り、反撃する。

千尋は驚異的な記憶力で、一瞬のうちに「NEXT INNOVATION」の詳細なデータを暗記すると、一気に読み上げてみせて日向たちを驚かせる。そして「他社に選ばれなかったからと言って日向の会社に不要な人間だと言えないのではないか」と反論した。日向に向かい、自分は澤木千尋だと名前を名乗った。千尋の名を聞いた日向はさらに驚く。日向が驚いたのには理由があった、それは“澤木千尋”という名前が日向が探し続けている“母親の名前”と一致していたからだ。

現在、日向と朝比奈は大きなプロジェクトに挑もうとしていた。戸籍をインターネット上で管理するシステムを作ることだった。このシステムを制作する上でのキーパーソンが総務省事務次官の藤川真沙子（大地真央）だと知った日向は、千尋を利用しようと考える。

突然「NEXT INNOVATION」から連絡があり再訪した千尋は、いきなり日向より膨大は資料を手渡されると明日までに覚えてくるように指示される。

翌日、千尋は日向に高級ブランド・スーツを選んでもらい、日向や朝比奈と一緒に総務大臣が主催する昼食会に出席した。

昼食会ではプロジェクトについて、千尋は流暢に話し、藤川から好感を得る。しかし、千尋な不用意な発言で暗雲が…。なんとか日向のフォローでその場を乗り切るが、退席後に日向から怒鳴られてしまった。

その後、朝比奈が千尋に「送っていこう」と声を掛ける。指示された任務を無事に終える事ができた千尋がホッとしていると、朝比奈が「君は誰なんだ?　君は“澤木千尋”じゃないね」と尋ねられる。さらに日向は「なぜ“澤木千尋”にこだわるのか」と千尋に詰め寄った。

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