パズル第10話あらすじ完全版

パズル

[第10話]

06/20放送

室町時代の海賊の末裔、島袋（大和田伸也）が、先祖が無人島に隠した財宝を探すツアーを開催。鮎川（石原さとみ）たちは島に向かう。そこにはトレジャーハンターのエリカ（佐田真由美）、冒険家の江田島（橋本さとし）、東大の考古学教授の丹羽（中村育児）、財宝マニアの石堂（徳井優）、ニューヨーク市警刑事のニコラス（クリストファー）らがいた。

地図に書かれた暗号は「金二山、米四石、砂糖十貫」。金米糖＝金平糖と解読した鮎川たちは地図に金平糖岩という文字を発見。すぐに駆けつけるが、既に江田島を除いて全員来ていた。

鮎川が一番頼りになりそうな丹羽に取り入って、謎を解こうとする一方、今村（山本裕典）たちは金平糖岩から2410歩のところに宝はあると解釈。歩いていくと海辺に着くが、そこには石堂の遺体が転がっていた。

石堂のポケットには３年前の新聞記事の切り抜きが入っていた。強盗に数十億の財産を盗まれたという事件の記事だったが、被害者の名前を見ても石堂をはじめ、参加者とは何も関係はなさそうで、鮎川たちは不思議に思う。やがて、丹羽が鮎川の前で何かに気が付いた。だが、丹羽はそれを告げることなく、遺体で発見されてしまう。

ニコラスは参加者たちのテントを捜査し始めるが、やがて彼はゆうこ（岩田さゆり）たちとともに島からいなくなってしまう。一緒にいかだを作っていたのを見たという証言があり、４人で島を脱出したのだろうと思われた。

やがて、鮎川は「山」「石」「貫」という単位に注目して「山＋石＝岩」を「貫く」場所に宝はあると解読。たどり着いた洞窟には確かに財宝が隠されていた。そこには石堂の身分証が落ちていたが、名前が違う。その名前は彼が持っていた新聞記事の被害者のものだった。

財宝を前に盛り上がる鮎川だったが、ふと地図がでっちあげだと気付く。金平糖が日本に輸入されたのは安土桃山時代。室町時代の地図に金平糖という文字が書かれているはずがないのだ。丹羽が気付いたのもそのことだったに違いない。

島袋は石堂の家から財宝を奪ったが、自分の屋敷から発見されたかのように装うため、島を買い取り、洞窟に隠したのだ。鮎川がその謎に気付いた時、銃を持った島袋が現れた。その背後にはエリカ。二人は父娘で、事件の共犯者だった。鮎川たちは断崖まで追いつめられるが、間一髪で鎌田（塩見三省）が現れて救われる。ニコラスから島のことを聞いたのだという。だが、ニコラスは刑事ではなく、窃盗の常習犯で捕まり、全てを吐いたらしい。参加者のテントを捜査する振りをして、現金を盗んでいたことも発覚。財布から1000円なくなっていた鮎川だが、鎌田には「2000円盗られた」と言い、今村たちはあきれるばかり…。

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