パズル第2話あらすじ完全版

パズル

[第2話]

04/25放送

今村（山本裕典）はゆうこ（岩田さゆり）から 100年に一度、落ち武者の祟りで人が死ぬと噂されている村の話を聞く。村の神主がその祟りの謎を解いた者に賞金100万円を出すと知って、一緒に行こうというのだ。だが、またしても鮎川（石原さとみ）に知られてしまい、彼女もついてくることに。

神社には鮎川たちのほかにも、物理学者の大沢武彦（大鶴義丹）や大学９年生の玉田和久（城咲仁）、占い師の天野（池津祥子）、不動産会社社長の土田（河原さぶ）ら賞金目当ての人間が集まっていた。そんな彼らに巫女の貴美子（若村麻由美）は落武者伝説を語り始める。

今から500年前、この村まで逃げてきた落武者がいた。彼らがお家再興のための財宝を村のどこかに隠したと知った村人たちはそれを奪おうと拷問にかけ、３人の落武者を殺してしまったらしい。その３つの方法は岩の下敷き、逆さ吊り、火あぶり。３人の生け贄を捧げなければ、村から勝手に３人が選ばれ、祟りで死んでしまうのだという。

その夜、村を探索していた今村たちの前に天野が現れ、もうすぐだれかが死ぬから早く村から去ったほうがいいと言われる。翌日、玉田が岩の下敷きになった遺体で発見された。だが、貴美子は村人たちが騒ぐから、警察は呼ぶなと言う。

やがて、鮎川は落武者に扮した鎧姿の二人に襲われる。今村たちが彼女を助け、鎧を外すとそれは貴美子と天野だった。天野はライバルを減らすために鮎川たちを脅して、村から帰らせようとし、貴美子は彼女に無理やり手伝わされたのだという。土田は二人を納屋に閉じこめるが、その時、大沢の姿がなかった。

今村たちは貴美子に呼び出され、窓越しに話をした。お詫びのため、事件解決のヒントになりそうなことを教えるという。村には大きな荷物を運ぶための滑車があって、犯人はそれで岩を動かしたのではないかというのだ。鮎川と今村たちはその滑車を動かしてみる。確かにそれがあれば重い岩も動かせそうだった。

その後、社に大沢の逆さ吊り死体が発見される。納屋に閉じこめられていた貴美子と天野は無実が証明されて解放。だが、鮎川は二人が犯人だと言い放った。アリバイを作るため、わざと落武者の格好をして捕まり、閉じこめられたのだろうという。二人は閉じこめられる前に大沢を殺し、むしろをかけて社の中に放置。その足をしばった縄は滑車につながっていた。鮎川が滑車を動かした時に縄が引っ張られ、大沢は逆さ吊りになったのだ。貴美子たちはこの仕掛けのために、今村たちに滑車の話をしたのだった。

かつて貴美子と天野の友人が玉田たちに連れ去られ、弄ばれた。たまたま通りがかった大沢に助けを求めたが、彼は逃げてしまう。友人はその事件を苦に自殺。貴美子と天野は玉田や大沢に友人の復しゅうをしたのだ。二人は玉田を殺したトリックについては現場で説明するから、後で来てくれと鮎川たちに告げる。

現場に行くと、貴美子はまずお清めをさせてくれと言って、鮎川たちの周りに水をまく。だが、それは灯油で、天野は火を着けた。最後の祟りの火あぶりだという。今村たちが何とか消し止めると、そこに鎌田（塩見三省）たちが現れる。たまたま他の事件の容疑者を追って村に来たところ、火を見つけて駆けつけたらしい。

無事に祟りは避けられたが、神主（黒部進）は村は財政難で100万円は払えないと言う。代わりに温泉まんじゅうを差し出された今村たちはがっかり。だが、鮎川は貴美子が持っていた財宝の地図があると言う。その地図に書かれた場所を掘ると、何やら重い壺が出てきた。それは先代の神主が隠していたというぬか漬けだった…。

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