傍聴マニア09
[第7話]
今回、森夫が傍聴したのは721号法廷。「殺人未遂」の裁判だ。被告・久保貴史は、恋人の浮気を疑って彼女の家に押しかけ、キッチンにあった包丁で彼女を刺して重傷を負わせた。「殺意はなかった」と久保は証言するが、美人検察官の星川(通称:ビューティー星川)は、動かぬ証拠である携帯メールで恋人を脅迫した「オレと別れるつもりなら殺すぞ」を久保に突きつけ、久保も観念する。12/03放送
切れ味鋭い星川に、北も山野もビューティー星川の鮮やかな責めに、北も山野(六角精児)も感動する。どうやら山野は星川検事のファンらしい。美和もいつも以上に、星川の裁判を真剣に傍聴していた。
裁判の後、森夫は美和に「金曜日、ちょっとつきあって!」と誘われる。すっかりデートだと勘違いする森夫だったが…。向かった先は埼玉地方裁判所だった。この日の傍聴券は抽選で、当選する確立を上げるために森夫を誘ったのだ。抽選は2人とも外れ。山野もその裁判を傍聴するために埼玉地方裁判所にいたが、彼だけが当たるのだった。
帰える途中、2人は喫茶店に立ち寄る。そこで森夫は「美和ちゃんって、検察官になりたいんでしょ? 何でこんなに裁判を傍聴しているの? その時間を勉強に充てた方が良いんじゃないのかな」と、美和に質問した。「余計なお世話」と言いつつも、美和は話し始める…。
きっかけは、美和が高校生の時のこと。小さい頃から優しくしてくれていた、近所の夫婦が強盗事件で殺害された。美和は、事件のその後が知りたくてテレビや新聞で情報を探したが、事件の内容をつかむことができなかったという。そんなある日、親戚の伯父さんが「そんなに知りたければ裁判所に傍聴しに行けばいい」って教えてくれたのだそうだ。
その裁判を傍聴したとき、美和は怖くて被告の顔を見られなかったという。泣きながら殺意を否定する被告。美和は被告の顔をみることができなかったが、それでも、この男は嘘をついていることは分かったそうだ。そんな美和の気持ちを代弁してくれたのが、あのビューティー星川だという。
星川は、泣くのを止めるように言う。「あなたに泣く権利なんてありませんよ。泣きたいのは、亡くなった方々とそのご遺族です」と、キッパリと…。そして、被告に殺意があったことを、きちんと立証して見せたのだ!
美和はそのとき、「星川さんみたいな検事になる」と決めたのだそうだ。
「美和ちゃんだったら、立派な検事さんになれるよ」森夫はそう声をかけた。
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キャスト
北森夫 / 向井理(むかいおさむ)26歳、今時のフリーター。優柔不断で流さ・・・
織田美和 / 南明奈(みなみあきな)
20歳、司法試験目指して勉強中の大学生。・・・
山野鳥夫 / 六角精児(ろっかくせいじ)
熱☆烈な傍聴オタクである。持ち歩いている・・・
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