傍聴マニア09
[第4話]
今回、森夫(向井理)が傍聴した裁判は412号法廷だ。この法廷では「覚せい剤取締法違反」裁判が行われた。11/12放送
傍聴席についた森夫たちは周囲の雰囲気に驚く。なんと傍聴席はひと目でかたぎの人ではないとわかるような怖いオーラを出した人たちで埋め尽くされていたのだ。暴力団関係者の裁判らしいのだ。
すっかり怖いおもいをした森夫は、覚せい剤の裁判は傍聴しないことを決意するが…。
山野(六角精児)と美和(南明奈)は次も「覚せい剤取締法違反」の裁判を傍聴するという。そこで森夫は帰ろうとするが、その裁判の被告が好きだったロックバンド「ポチョム菌」のボーカル・エイゼンシュタインだと知ると、山野や美和と一緒に傍聴することにする。
裁判が始まり、エイゼンシュタインの本名が・田中五郎という平凡な名前だと知ってガックリする。さらに、田中五郎の情状証人として登場したのかと思っていたグループのメンバーでギタリストの男は、検察側の証人として証言する始末…。「ポチョム菌」のイメージがガラガラと崩れ落ちた。哀れなボーカルの姿に自分を重ね合わせて落ち込む森夫…。
田中五郎の裁判の2回目。田中五郎は情状証人を断り、弁護人の質問にもふざけたような発言で答えた。傍聴していた森夫は「有罪は確定」と思って聞いていると、突然、傍聴席にいた男が発言をはじめ、田中五郎を擁護した。しかし警備員に連れ出されてしまう。しかしその様子を見ていた森夫は、田中五郎にもかばってくれる友人がいるのだと胸を熱くした。それを見ていた森夫は、自分にも山野や美和という仲間がいることに気づいた…。
ところが最後はとんでもない幕切れとなる。最後に発言を求められた田中五郎が、突然、歌をうたいだした。法廷内は田中五郎の行動に唖然とするなか、裁判は閉廷した。
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キャスト
北森夫 / 向井理(むかいおさむ)26歳、今時のフリーター。優柔不断で流さ・・・
織田美和 / 南明奈(みなみあきな)
20歳、司法試験目指して勉強中の大学生。・・・
山野鳥夫 / 六角精児(ろっかくせいじ)
熱☆烈な傍聴オタクである。持ち歩いている・・・
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