EXILE･TAKAHIRO､オカザイルのヤラセ説を否定! 予定調和ではなかった?

2007年､2011年と二度にわたりEXILEのコンサートに登場して見事なコラボパフォーマンスを魅せたナインティナイン･岡村隆史｡両者のコラボレーションは"オカザイル"と呼ばれ､EXILE ファンにも高く支持されている｡

一度目の2007年は､HIROを筆頭にパフォーマー5人(当時)が順番にソロダンスを披露する『DANCERS ANTHEM』と『Lovers Again』『Choo Choo 岡村 TRAIN』､二度目の2011年は『Rising 岡村 Sun』『Choo Choo 岡村 TRAIN 2011』に乱入｡EXILEメンバーには内緒で振付けを練習しており､突然ステージに現われたが､観客からは溢れんばかりの大歓声を浴びた｡

いずれも､当初は別の楽曲で参加予定だった｡本来の出番をこなした後､『Lovers Again』ではATSUSHIからマイクを奪い取り熱唱｡『Rising 岡村 Sun』は警備員の格好をして会場に潜入してタイミングを見計らってステージに上がり､警備服の下にEXILEと同じ衣装を仕込んでいた｡

フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ』を通じてオカザイルを観た視聴者の殆どは､"乱入"ではなく"予定通り"の登場だったと思っているだろう｡オカザイルのパフォーマンスが観客を盛り上げ､今も語り継がれているのは事実であるが､今の時代､何かあるとすぐ"ヤラセ"だの"演出"だと言われてしまう｡

6月12日に放送された日本テレビ系『1番ソングSHOW』では､EXILEのコンサート映像が流れ､オカザイルのシーンも取り上げられた｡ソロデビュー曲を披露するためゲスト出演していたTAKAHIROは､矢部浩之から｢ごめんな､TAKAHIROくん｣と言われると､｢僕達もガチでやってるんで､警備員として出てこられた時も全然分からなくて｡一瞬ビクッとするんですよ､何か起きたなって思って｡｣と､本当に岡村隆史の登場を知らなかったと説明｡
確かにライブ映像を見ると､岡村隆史がステージに上がり観客が一気に湧いた時､TAKAHIROがマイクを離し､状況を確認出来ず動揺する姿が映っている｡

即興のコラボレーションでも､完成度が高いパフォーマンスが出来るのは､岡村隆史が厳しいトレーニングと練習に耐えてきたからこそ｡たとえ乱入でも､それが岡村隆史なら､EXILEメンバーも信頼を置いているに違いない｡
オカザイルは今のところ4年周期なので､このままいけば次は2015年のコンサート｡しかし､2013年末をもってHIROがパフォーマーを辞めて社長業に専念する｡もしかしたら､彼の卒業を祝して､オカザイルの再復活があるかもしれない｡

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