北川景子が執拗に庶民派・干物女っぷりをアピール! 肉食系イメージを払拭へ!?
日本テレビ系『悪夢ちゃん』で主演を担っている女優・北川景子。これまで、山下智久、細田よしひこ、櫻井翔、向井理など幾多の超人気若手俳優と熱愛疑惑が報じられてきた"超肉食系女優"として知られる北川景子が、ここ最近は真逆のキャラクターを前面に打ち出している。ゲストで出演した10月13日放送の『メレンゲの気持ち』では、部屋着が高校時代に着ていた体操服やジャージだと明かし、その格好で近所のコンビニにも行ってしまうと告白。さらに、仕事がある日も家を出る5分前に起き顔と歯だけサッと磨いて、寝癖は頭から水をかぶって直すと暴露。洋服にもこだわらず、棚やタンスの一番上に置いてある物を手に取るという。寝癖直し用に被った水は車での移動中窓を開けて乾かすのだとか。
全くもって私生活から"イイ女"度が感じられない北川景子は、食生活においてもまさに庶民派。焼肉を食べてあとそのままラーメンを食べに行くといい、『誰だって波瀾爆笑』出演時にもラーメンが大好きなことをアピール。サラリーマン男性が好みそうな、ガッツリ系の食べ物がとにかく好きだと話していた。
世間と同じように、ドラマ共演者も最初は北川景子に対してツンとした印象を持っていた。しかし、GACKTが「すごくはしゃぐ一面がある」、小日向文世が「カメラテストのときに大きなアクビをする」、彼女の親友・貫地谷しほりは「物凄く女の子らしくて甘えん坊」「お酒を飲むと2人で抱き合う」など、番組インタビューでは一様にギャップがある点に触れた。
北川景子はもしかすると、誰もが羨むモテっぷりで一般女性とはかけ離れた別次元の世界にお高く止まっているイメージを変えていきたいのかもしれない。
ダウンタウン・松本人志がかつて「タレントのペット化」を提唱したように、昨今は視聴者がタレントをペットのように、言わば上目線から見ているケースが多い。例えば、"読者モデル"と呼ばれるジャンルは、肩書きはモデルながら一般人と同じように生々しい私生活をブログ等で公開して支持を得る。お笑い芸人に対するネット上での高圧的な態度も、その顕著な例である。
女優界においても、30代・40代と歳を重ねるごとに、自身のキャラクターを開放的に見せるタレントが支持を得て多くの番組に出演する傾向が強い。近年、バラエティー番組で自由奔放にはしゃぐ菅野美穂や、持ち前のキャラクターが浸透してきた鈴木砂羽など、番組で使いやすい女優が重宝されるのは間違いない。
同世代の綾瀬はるかも映画『ホタルノヒカリ』完成披露試写会の場で、「めんどくさがり屋なので、家に帰るとパンツと靴下を一緒に脱いで楽な格好に着替える」と明かし、自身の干物女っぷりを語っていた。
確かに、テレビ番組上でモテアピールをするよりは、干物女アピールをした方が好感は得やすい。北川景子のようなイメージ作りをする女優がますます増えていきそうだ。
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