西内まりや&加賀美セイラ､｢ピカルの定理｣への溶け込めなさが浮き彫りに!

土曜23時から水曜22時のプライム帯進出を果たしたフジテレビ系『ピカルの定理』｡ピース･平成ノブシコブシといった今最も活躍する若手芸人が多数出演するため､22時台"昇格"後の動向が注目されている｡

『ピカルの定理』は既報の通り､時間変更に伴って出演者の一部を入れ替えた｡女性メンバーだった大島麻衣と夏菜を卒業させ､代わりにモデル･加賀美セイラと西内まりやを起用｡さらに千鳥の2人も加入させ､レギュラー陣は計13人に拡大した｡

マスコミ向け会見にて｢たくさんの人に笑顔を届けたいと思います｣と加賀美セイラは意気込み､｢間の空気が大事なんだなとか､勉強になります｡｣と西内まりやはコントの難しさを痛感していた｡
コント経験豊富な千鳥を除き､女性新メンバー達がいかに番組に溶け込むかが重要な要素となってくるのは明らかであるが､まだまだ他のレギュラー陣と馴染めずトークスキルも乏しい状況が､4月2日放送のフジテレビ系『ごきげんよう』で浮き彫りとなった｡

4月期注目の番組出演者を小堺一機が訪れる｢出張サイコロウィーク｣の初日に選ばれた『ピカルの定理』メンバー｡
いきなりサイコロの目で"絶対ウケる面白い話"が出てしまい､一同焦りながらもモンスターエンジン･大林健二が果敢に先陣を買って乗り切ると､ハライチ･澤部佑､ピース･又吉直樹らが爆笑トークを連発｡その勢いで次のコーナー｢ピカってない人だーれ?｣でピース･綾部祐二､平成ノブシコブシ･吉村崇の2人をメインにイジる展開を見せ､番組の勢いをそのままトークでも誇示した｡

男性メンバーは盛り上がる一方､加賀美セイラと西内まりやは全くトークに参加できず､最後の最後でウォーキングを披露し足の長さを見せつける場面はあったものの､それ止まり｡
お笑い芸人に混じって面白トークをするのはハードルが高いにしても､全体の雰囲気そのものに両者とも溶け込んでいないのが誰の目にも明らかだった｡

およそ一年前､おかもとまりと平野綾が"充電期間"の名目で卒業となり､夏菜と渡辺直美が加入した時も､確かに夏菜はバラエティー経験に乏しく世間一般的に｢『GANTZ』に出てた子｣程度の印象であった｡
その状態からコントに挑んで､半年後には多くのバラエティー番組にも多数出演する人気タレントに成長｡女優としての格も上げた｡
大島麻衣と夏菜の卒業が発表された時､視聴者から多くの惜しむ声が挙がったのが､彼女らが支持されていた何よりの証拠｡

コントはピースや平成ノブシコブシを中心に回っていく｡彼らと馴染めないことには番組内で"ピカって"いくのも難しい｡
卒業した女性メンバーのように､他の番組でも通用するぐらいタレントとして一皮も二皮も剥けるのが加賀美セイラと西内まりやに課せられた使命だ｡

◆関連ニュース