イッたフリの見分け方や潮吹き･処女膜･生理中Hの誤解を徹底解説!

世の中には､都市伝説や噂といった部類に区分される､間違った説や言い伝えが多数存在する｡
"性"にまつわる話でも､例えばアダルトビデオの普及で男性が現実と異なる勘違いをしたまま女性に接するなんてこともしばしば｡
そういった誤解を解いてこそ､真に男女間の相互理解や愛情も深まるはず｡

10月11日放送のテレビ東京系『極嬢ヂカラPremium』では､｢性の雑学｣と題して実は誤認識している人が多い事柄の実態を専門家が解説した｡

女性が初めて男性と性行為をする時､｢処女膜が破れた｣なんて事を言うが､そもそも処女膜は"膜"ではない｡
実際は腟口の少し後ろ側にある伸縮性のあるヒダのことで､雑菌の侵入を防ぐ役割を持つ｡
初体験で出血するのも､人によって挿入時ヒダにヒビが入ってしまうためである｡

大人になって合コンの時などに参加する機会が増えると｢お酒を飲んだらHな気分になってきちゃった｣なんていう発言を耳にした人もいるだろう｡
お酒と性的欲望の間には､医学的にも因果関係が存在する｡
適量のアルコールを摂取すると､血管が膨らんで全身の血流が良くなり､生殖器がある骨盤臓器に血液が多く流れこむ｡男性は勃起しやすくなり､女性は濡れやすくなるのだという｡

そしていざ性行為にこぎつけて男性が満足したとしても､女性がイッたフリをするケースは珍しくない｡
イクという現象を未体験の成人女性すら数多くいるのだ｡
本当に女性がイッたか否かを見分ける方法として､見分けるポイントは二つ｡
膣の下1/3が0.8秒ごとに痙攣(ヒクヒク)するか､足の指が反るか開いたら､本当にイッたと判断してよい｡

女性が絶頂に達して足の指が開くのは､医学的に"バビンスキー反射"と呼ばれる識別法｡
また､女性特有の現象として､"ブレンドオルガズム"という､複数ヶ所で同時にオルガズム(性的絶頂)を迎えると起こるものがある｡
女性は刺激された場所によって､オルガズムが波及する神経が異なる｡よってブレンドオルガズムでは､色んな神経に快感が及ぶわけだ｡

快感といえば､AVで男性が女性の陰部を激しく刺激して床がビチョビチョになるぐらい物凄い潮吹きをするシーンを､男性なら一度は見たことがあるだろう｡
しかし､AVでよく見る豪快な潮吹きは､膀胱から出てきた尿であり､"潮"ではない｡
膀胱と尿道のところに女性にも前立腺があり､そこから少量の腋が出る現象こそ､真の潮吹きである｡

女性の前立腺はいわゆる"Gスポット"に近い位置にあり､Gスポットを刺激していると前立腺も刺激されて潮吹きが起こる｡
とはいえ､潮を吹かせたからといって必ずしも感じているわけではないので､注意が必要だ｡

かたや､長らく性行為をしないと｢アソコにクモの巣が張る｣という都市伝説もあるが､これは嘘で､長期間性行為をしないと膣の入り口が狭くなって痛みを感じたり入りにくいと感じる場合があるとのこと｡

｢生理中にHしても妊娠しない｣との言い伝えも嘘であり､強靭な精子は二週間ほど膣の中で生息するものもあるので､パーセンテージが0ではない｡
生理中は本来閉じている子宮の入り口がちょっと開いて血液が出てくるために､生理中ナマで性行為をすると子宮にバイ菌が入りやすい｡したがって生理中は性行為をしないのが最善｡

なお､番組司会のYOUが高校生だった頃は｢コーラで(膣を)洗うと妊娠しない｣という都市伝説が広まっていたそうだが､勿論これも嘘である｡

これらの知識を頭に叩きこんでおけば､男性も女性も愛する人とより良い愛情を築けるに違いない｡

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