モデル･今泉宏美がイジメ･不登校の過去告白! eggモデルで活躍出来たワケとは!?

約6年間に渡りギャル系ファッション誌『egg』読者モデルとして活躍後､現在は『EDGE STYLE』専属モデルに転身した"ひー坊"こと今泉宏美｡
10代後半のモデルが中心の『egg』で24歳まで登場し続けた経歴を持ち､笑顔を絶やさない明るいキャラクターで読者から人気もあった彼女に､実は若き頃イジメに遭っていた時期があるという｡
5月20日放送のTBS系『アカデミーナイト』で本人が再現VTRと合わせてカミングアウトした｡

eggモデルデビューする以前､中学生だった今泉宏美は極端な人見知りで｢マイナス思考だから人に何言われてるのか気になって､自分の言いたいことが言えない｣と常に不安を抱えていた｡
ハスキーな声もコンプレックスで､閉塞的な性格ゆえ次第に周りから無視される存在となり､クラスで孤立｡
｢私は誰にも必要とされていない｣という感情を抱くようになったという｡

辛いイジメで傷ついた彼女の心を癒してくれる物が『egg』で､唯一の楽しみでありギャルへの憧れを抱き始めると､とうとう不登校となり自分もギャルへと変貌を遂げる｡
中学卒業後､高校に進学しても閉塞的な性格は変わらず学校には馴染めない日々｡

そんな時､今泉宏美は一人の女性と出会う｡相手は友達の紹介で知り合った一個上の先輩･斎藤奈津子｡人見知りの今泉宏美はすぐに仲良くなることは出来ず､番号交換だけしてさほど親しくなることはなかった｡

学校生活の方は､やはり馴染めず遂に中退してしまう｡
奇しくも同時期に『egg』の編集者から読者モデルをやらないかとスカウトされることに｡
中学生の頃から憧れだった雑誌に載れる､と素直に喜ぶかと思いきや､たった一人で大勢のギャルが揃う環境に飛び込む勇気がなかったそう｡

だが､当時『egg』に斉藤奈津子が読者モデルとして誌面に登場している事を知った今泉宏美はとりあえず連絡｡
すると斉藤奈津子が｢一緒に行こう｣と誘って電車に乗って編集部まで一緒に来てくれた｡
心強い存在を手に入れた今泉宏美は読者モデルとしてデビュー｡
｢自分の想いのままに生きればいい｣という斉藤奈津子から授かった言葉を心に留め､ギャル人生を突っ走っていく｡

斉藤奈津子は今泉宏美にとって公私共にして無くてはならない存在になっていたが､彼女が22歳になった時､eggモデルを辞めると言い出した｡
22歳という年齢に引け目を感じたと聞かされた今泉宏美は､大好きで尊敬する斉藤奈津子が辞めるなら自分も辞めると本気で考えた｡

その想いを留まらせてくれたのは､斉藤奈津子から送られてきた一通の手紙｡
｢私も不安でひー坊がいたから頑張れた｡ひろみは大切な存在だよ｣
文を読んだ今泉宏美は自分一人で頑張ることを決意｡
当時のeggモデル最年長となる24歳まで現役読者モデルとして活躍｡
2010年新創刊された『EDGE STYLE』に､創刊号から専属モデルとなり新たなモデル活動を歩んでいる｡

昨今はモデル業のみならず､日本酒を若者に広めるプロジェクト｢SAKEプロジェクト｣に参加｡
今年3月には自ら2週間秋田県に住み込んで作った発泡酒｢ひぃ坊｣を発売した｡

学生時代の閉塞的な自分から脱却し人間的にも一回り成長した今泉宏美が､今後世間のギャルに対するイメージを変える役割を担う存在になるかもしれない｡

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