麿ことNHK･登坂淳一アナが白髪の真相を激白! 人生を変えた出来事とは!?

"麿"ことNHK･登坂淳一アナが白髪の"真相"を激白! 人生を変えた出来事とは!?

東日本大震災発生以後､報道番組は連日連夜地震被災地や福島第一原子力発電所に関する話題で持ち切りだ｡
アナウンサーやレポーターが現地へ出向き､各局で熾烈な報道合戦が繰り広げられている｡

民放各局も3月11日から数日間は番組編成を大幅に変更し昼夜を通じて緊急特番に切り替えた｡
バラエティー自粛ムードの中､全力で被災地の最新情報を視聴者へ届けようと奮闘するも､日本テレビ系『スッキリ!』出演の大竹真が中継に入ったことに気付かず｢本当におもしろいね～｣と不謹慎な私語が電波に乗ってしまったり､フジテレビでは秋元優里アナウンサーらしき女性の声で｢あはは､笑えてくる｣とこちらも不謹慎極まりない音声が中継VTR内に混じりこんで､いずれも大きな批判を浴びるハメに｡

やはり｢報道＝NHK｣という世間の価値観は変わらず､的確かつ安心して観れるNHKに多くの視聴者は流れたよう｡
アナウンサーの根本的な実力や､同じ映像を繰り返し被災者に気の毒なインタビューを連発する民放報道番組とは一線を画す､局の底力を改めて証明した｡

特に注目を浴びたのが､3月16日午前11時から放送された『NHKニュース』に登場した､登坂淳一アナウンサー｡
番組がスタートし彼がカメラに映った瞬間からネット上では｢俺達の麿復活｣と大きな騒ぎとなった｡

登坂淳一は1997年にNHK入社｡和歌山･大阪と地方回りを経て近年は東京アナウンス室にて勤務するも､2010年4月期より札幌放送局所属となる｡
"麿"という呼称は名付け親の存在すら不明だが､ネット上を中心に広まり今ではすっかり定着｡
NHKでは若手ながら冷静沈着で緊急時にも対応出来る安定感を誇る事から"麿"の名が付いたとの説が有力である｡

人気に肖って札幌放送局も彼を迎い入れる際には公式サイトを登坂淳一の顔写真をメインに据えたものに全面リニューアル､ポストカード等グッズ販売も手掛けた｡
アナウンサーの紹介は通常サイト内のアナウンス部紹介ページで顔写真と自己紹介文が掲載される程度だが､登坂淳一が爽やかな笑顔を振り撒く写真が大量に並べるなどアイドル的待遇も見られたのだ｡

彼の名を轟かしめる出ターニングポイントとなったのが､2006年12月突如髪の毛が白髪に変貌したこと｡
それまで真っ黒だった髪の毛が突然白髪に､しかも一部ではなく全体がグレー色に染まったため､｢病気ではないか?｣と心配する声も挙がった｡

札幌放送局へ転勤後､地元紙｢北海道日刊スポーツ新聞社｣のインタビューで登坂淳一本人はこう語っている｡

｢和歌山時代に毒物カレー事件(98年7月)が起こって､半年間ものすごく忙しかったんです｡ストレスもあった｡そうしたら自分でも『どうしたんだ』と思うほど白髪になっていったんです｡月に1度染めていたんですけど､美容師さんに『かなり傷んでるからやめたほうがいい』と言われまして｡いきなり染めるのをやめない方がいいという声もありましたが､自然体でいこうと｡髪の毛は健康になったのですが､不健康に見えたみたいで･･･｣(以上引用:北海道日刊スポーツ新聞社)

1998年7月は､彼がまだ入社して2年目の頃｡
アナウンサーとしてまだまだ新人に近い状況で､日本中を揺るがした大事件の取材に追われたことで､不本意ながら白髪が増えてしまったようだ｡
潔く黒染めを諦めた途端人気･知名度が上昇したのだから､なんとも気の毒でならない｡

北海道転勤を告示された時には正直驚いたという登坂淳一｡
それでも､｢北海道で何か1つ､これから先も長く関心を持てるテーマを見つけられたら｣と気持ちは前向き｡
ひと度全国ネットの『NHKニュース』に駆り出されれば多くの視聴者から熱い視線が注がれる｡
震災報道が落ち着けばまだしばし彼の姿を北海道民以外は見られない日が続くが､数年後さらに風格を増した"麿"がNHKの顔として一層活躍するに違いない｡

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