｢ガキの使い｣松本人志不在で露骨につまらない? ｢お笑いがしたい｣と声明文も

日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』は、お笑いコンビのダウンタウンを代表する番組の一つで、30年以上にわたり続いている長寿バラエティー番組だ。
同番組は、松本人志が企画構成に担っていたため、性加害問題によって彼が芸能活動を休止後は窮地に立たされている。

2024年2月以降、松本人志が不在の状態で番組は継続。浜田雅功とココリコ、月亭方正の4人に加えてゲストを交えて毎週様々な企画を実施している。しかし、いずれも過去に放送した内容のリメイク。新規の企画は全く放送できていない。

前述の通り、松本人志が企画や構成を担当し、彼ありきで番組は作られていた。その中心人物がいなくなってしまったため、過去にやった企画を後輩芸人たちを出演させて行うも、松本人志のツッコミやコメントが無いと一気に面白さが激減してしまうことが視聴者にも伝わってしまった。
「松本いないとつまんね」「もう見なくていいかな」と、笑いが乏しくなった『ガキの使い』に見切りをつける人も増えている。

復帰までまだまだ時間がかかりそうな松本人志は、SNSにて「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」と声明文を掲載。芸能界への復帰意欲を見せると同時に、『週刊文春』との裁判が落ち着くまでは表舞台に戻ってこれないことを示唆している。

松本人志がレギュラー出演していた番組は、それぞれ別のタレントをMCに起用したり、吉本興業の後輩芸人に代役を担わせるなど、苦肉の策で対処した。
いわばダウンタウン色が最も強いといえる『ガキの使い』だけは、キャスティングでカバーもできず、復帰できるまで厳しい状況が続きそうである。

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