上原今季絶望の可能性も! 右ひじ腱部分断裂

右ひじ痛で故障者リスト入りしている
オリオールズ･上原浩治投手が、
精密検査で患部の腱（けん）に部分断裂が見つかり、
実戦復帰まで約2か月かかることが1日、明らかになった。

想像以上に状態は悪かった。
上原が痛めていた患部は、「右ひじ腱の部分断裂」と診断。
オ軍のメディカルスタッフの報告を受けたトレンブリー監督は、

「3～5週間休ませて、そこから投球を始める。復帰は早くて7～8週間と考えている」

と、上原を最高で8月上旬まで投球練習の禁止、実戦復帰が9月初めになることを示唆。
だが、回復が長引いた場合は、今季中の復帰が絶望となる可能性も浮上。

上原は

「何も考えたくない。一日一日やるしかない」

などと話した。

先月23日のマーリンズ戦で先発した上原は、途中で右腕に力が入らなくなり、6回で降板。
26日にチームドクターの診察を受け、「右ひじの炎症」と診断されていた。
だが、数日たっても、患部の状態が思わしくないため、チームは30日にMRI検査を受けさせ、
その結果、右ひじの腱の部分断裂が見つかった。

大リーグ1年目の今季成績は12試合登板、2勝4敗、防御率4.05。

上原は、ルーキーイヤーを終えるまでにメジャーのマウンドに立てるのか？
一日でも早い回復をファンは期待している。

(2009年7月2日)

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