中日の優良助っ人たちが巨人に総移籍!? カギを握るのは落合前監督!
首位・巨人とのゲーム差は開いているものの、手堅い野球でリーグ2位を死守している中日。チームを支えているのはブランコ、ネルソン、ソーサ、ソトという4人の助っ人たちだ。
2009年の2冠王・ブランコは、今季もここまでリーグ2位の21本塁打と持ち味を発揮。
2年目のソトは16試合で3勝1敗、防御率1.17、新加入のソーサも中継ぎとして43試合に登板し、防御率0.85の好成績を残している。
ネルソンは不振で2軍落ちしていたが、1日のヤクルト戦では2回を打者6人でピシャリ。
昨年開幕投手を務め、10勝、防御率2.54の好成績を残していることからも分かるように、本来の調子を取り戻せば先発ローテーションに食い込む力は持っている。
4人は皆1年契約で、年俸もそれほど高くない(ブランコ:1億3000万円、ネルソン:8000万円、ソト:3900万円、ソーサ:2300万円)まさに"優良助っ人"。
当然、今オフは複数球団による争奪戦が予想される。
他球団から熱い視線を送られている4人だが、彼らが気にしているのは落合博満前監督の動向だという。
ある放送局関係者はこう証言している。
「落合氏を巡っては、巨人の渡辺会長がラジオ番組で『来年のWBC監督には落合君しかいない』と発言するなど、指導者として高く評価。球界内では、『原監督が女性問題のスキャンダルが発覚したこともあり、リーグ優勝を花道に勇退。落合監督が誕生する』というウワサも尽きない。
ブランコらは落合氏や、中日入団のパイプ役となった中日の前ヘッドコーチの森繁和氏のことを慕っている。昨オフも再契約を巡って『モリさんについていく』などと発言。落合巨人が誕生すれば右腕の森氏が入閣するのは確実といわれるだけに、ゴッソリ巨人入りするかもしれません」(日刊ゲンダイより)
首位を独走する巨人だが、助っ人選手で期待通りの活躍を見せているのはホールトンとマシソンくらい。
そのため、外国人枠にはいくらかの余裕がある。
ライバル・中日の中心選手を獲得し、来季以降、真の黄金時代を築いていくことになるだろうか。
(2012年9月9日)
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