原辰徳“快諾”! 原JAPANで連続優勝目指す!

やっと決まった!
来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表監督を決める問題で28日、今季巨人を奇跡の逆転リーグ優勝に導いた原辰徳監督（50）が就任要請を快諾したことが明らかになった。

同日、プロ野球の加藤良三コミッショナーはまず、都内で巨人の滝鼻卓雄オーナーと会い原監督の代表監督就任を要請した。
そしてそのままの足で川崎市内にある読売ジャイアンツの寮を訪問。
原監督と直接会い代表監督への就任を要請したという。
この申し出に対し原監督その場で快諾。代表監督で自分がするべきことに対して意気込みを語ったという。

第1回のWBCでは王貞治代表監督のもと、野球界とファンからの期待に押しつぶされることなく見事に初代王者の座を勝ち取ってみせた。
そして今回はそのバトンを引き継いでの就任だ。初代王者の今、勝って当然という意見も持たれる中での原監督の起用は、若手指揮官を中心に球界全体の若返りを狙ってのことだ。

今回のWBCでは海外組を全員参加させるという話も出ている為、国内外で活躍する選手たちを原監督がどのようにまとめるかに注目が集まる。

この日の会談のあと原監督は、
「自分の持てる力を出して、強いチームをつくる力になりたい」と連覇を誓った。

王監督の代表監督辞退から始まり、現役監督就任の可否、星野JAPAN五輪完敗による星野監督バッシングなど、代表監督を決めるにあたって荒れに荒れた会議がようやく幕を閉じた。

原監督としては代表指揮に弾みをつけるためにも、まずは原巨人で日本一の座を勝ち取りたいところだ。

(2008年10月29日)

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