好調ロッテに年俸抑制プランが浮上! 選手のモチベーション低下は必至!?

昨季､前年日本一から最下位に沈んだロッテ｡
今季はその雪辱を晴らすべく開幕から好調をキープしており､18日現在､21勝12敗3分けの好成績｡
日本ハムとし烈な首位争いを演じている｡

選手達は昨季とは違った充実感の中でプレーしているだろうが､ファンの反応はいまひとつ｡
天候にも恵まれたゴールデンウィークを除き､約3万人収容の本拠地･QVCマリンの観客動員は連日1万人前後｡
昨季は最下位に低迷したこともあり､1試合の観客動員が平均3000人弱減少したが､この深刻なファン離れは成績が上向いた今季も変わっていない｡

本社サイドは観客動員数減少による売り上げの低迷を問題視｡
仮にチームがこのまま好成績を残しても､収入が減少した場合は選手の年俸を抑える方針だという｡

あるマスコミ関係者は､
｢チームは下馬評を覆す快進撃を続けているのだから､本来なら結果に報いるべき｡球団フロントも､活躍した選手の年俸は上げてやりたいのが本音です｣(日刊ゲンダイより)
とした上で､本社サイドの実情をこう説明している｡

｢現実的にチケット売り上げが芳しくない現状が続くようなら､本社から(年俸総額を上げる)許可が下りない｡売り上げが好調なチケットは安い内野席と外野席ばかりですしね｡
仮に首位で今季を終えたとしても､場合によっては減俸も考えないといけないらしい｣(同)

ちなみにロッテの平均年歩は､12球団中5番目に少ない3238万円｡
元々高くない年俸が結果を残しても上がらないとなれば､選手達のモチベーション低下は避けられない｡
このまま観客動員の低迷が続けば､好調から一転､ずるずる後退してしまう可能性もありそうだ｡

(2012年5月20日)

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