オリックス･坂口､右肩脱臼で前半戦絶望! チームも6連敗で借金は2ケタに…

【セ･パ交流戦巨人 2-4 オリックス東京ドーム】

オリックス･坂口智隆外野手が17日の巨人戦で右肩を負傷し途中交代｡
都内の病院でレントゲン検査を受けた結果､右肩肩鎖関節の脱臼と診断された｡

坂口は初回無死一､三塁の場面で､坂本の浅いセンターフライをダイビングキャッチした際に右肩を強打｡
苦もんの表情を浮かべたままその場にうずくまって動けず､担架で退場した｡

検査の結果は右肩肩鎖関節の脱臼で､2週間の安静が必要｡
井筒チーフトレーナーは､
｢手術の可能性もある｣(デイリースポーツより)
とも話しており､前半戦での復帰はほぼ絶望的となった｡

坂口は昨季､4年連続でゴールデングラブ賞に輝くとともに､175安打で最多安打のタイトルも獲得｡
今季はここまで38試合に出場し打率.218だったが､毎年交流戦には強く､調子を上げていこうという矢先であった｡

チームは悪いムードのまま逆転負けを喫し､今季ワーストの6連敗｡
借金はついに2ケタの10となった｡

低迷脱出に向け､16日の巨人戦で完封負けを喫した後､ベテラン･北川の発案で野手だけのミーティングを実施したものの､この日も6安打でわずか2得点｡
投手陣も踏ん張ることが出来ず､岡田監督は､
｢普通にやるとこういうゲーム展開よ｡この回さえ(抑えておけば)というところでやられるやろ｣(同)
とお手上げ状態だ｡

オフの積極的な補強で優勝候補にも挙げられていたオリックス｡
長いトンネルを抜け､本来の実力を発揮するのはいつになるだろうか｡

(2012年5月18日)

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