中日･浅尾､先発登板ゼロでゴールデングラブ賞! ヤクルト･宮本は史上最年長受賞!

守備のスペシャリストに贈られる｢第40回三井ゴールデングラブ賞｣の受賞者が24日､発表された｡

セ･リーグはリーグ優勝した中日から最多の3人が受賞｡
浅尾拓也は1972年の同賞制定以来初めて先発登板ゼロでの受賞となった｡

昨年は受賞者がいなかった巨人からは､外野手部門で長野久義が初受賞｡
シーズン前の下馬評を覆して優勝争いを演じたヤクルトからは､三塁手部門で宮本慎也､外野手部門で青木宣親がそれぞれ受賞｡
40歳11ヶ月での受賞となった宮本は､巨人･王貞治(1980年､40歳5ヶ月)を抜く史上最年長記録となった｡

また､昨年初めて該当者なしに終わった一塁手部門は､広島･栗原健太が3度目の栄冠に輝いている｡

パ･リーグは日本一に輝いたソフトバンクから最多の4人が受賞｡
また､2年連続で全6球団から受賞者が選ばれた｡

投手部門で初受賞した楽天･田中将大は､最多勝､最優秀防御率､最高勝率､沢村賞と合わせて5冠を達成｡
球団としては昨年の嶋に続く史上2人目の受賞となった｡

外野手部門で初受賞となったロッテ･岡田幸文は今季､2リーグ制後の外野手としてはプロ野球記録となるシーズン連続守備機会無失策359をマーク｡
パの育成選手出身者としては初の同賞選出となった｡

受賞者は以下の通り｡(カッコ内は受賞回数)

【セ･リーグ】
投手=中日･浅尾拓也(初)
捕手=中日･谷繁元信(5)
一塁手=広島･栗原健太(3)
二塁手=阪神･平野恵一(2)
三塁手=ヤクルト･宮本慎也(3)
遊撃手=阪神･鳥谷敬(初)
外野手=ヤクルト･青木宣親(6)､巨人･長野久義(初)､中日･大島洋平(初)

【パ･リーグ】
投手=楽天･田中将大(初)
捕手=ソフトバンク･細川亨(2)
一塁手=ソフトバンク･小久保裕紀(2)
二塁手=ソフトバンク･本多雄一(初)
三塁手=ソフトバンク･松田宣浩(初)
遊撃手=西武･中島裕之(2)
外野手=日本ハム･糸井嘉男(3)､オリックス･坂口智隆(4)､ロッテ･岡田幸文(初)

(2011年11月25日)

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