両リーグの個人タイトルが確定! 喜びの声を一挙紹介!

セ･リーグは25日､レギュラーシーズンの全日程を終え､個人タイトルが決まった｡

打撃タイトルでは､巨人･長野久義が打率.316で初の首位打者を獲得｡
巨人からは藤村大介も28盗塁で盗塁王に輝いた｡

本塁打王は31本のヤクルト･バレンティン｡
阪神からはマートンが2年連続の最多安打､新井貴浩が93打点で打点王､鳥谷敬が最高出塁率を獲得している｡

投手部門では､リーグ連覇を達成した中日のエース･吉見一起が最多勝と最優秀防御率の2冠｡
浅尾拓也がが2年連続2度目の最優秀中継ぎ投手に輝いた｡

吉見とタイトルを分け合った巨人･内海哲也は初の最多勝｡
阪神･藤川球児は4年ぶりに最多セーブのタイトルを奪回し､広島･前田健太は2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した｡

球団の生え抜き右打者では1971年の長嶋茂雄(終身名誉監督)以来40年ぶりの首位打者となった長野は､
｢取れると思ってなかったのでうれしい｡後ろにつなぐことを心掛けた結果｡
良い経験になったし､これで満足をせず､上を目指して頑張りたい｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
プロ4年目で初タイトルとなった藤村は､
｢目標としていたが､こんなに早く取れるとは｣(同)
と喜びを語った｡

投手に2冠に輝いた吉見は､
｢1年間すごく体調も良く､好不調の波も少なく､チームの勝ちにこだわってきた結果だと思う｡
まだクライマックスがあるので､しっかり調整して頑張りたい｣(同)
と浮かれることなく､クライマックスシリーズを見据えた｡

すでにパ･リーグは22日に全日程が終了｡
これで両リーグの個人タイトルが決定した｡

●2011 プロ野球個人タイトル(カッコ内は所属チームと獲得回数)
【セ･リーグ】
･打撃部門
首位打者長野久義(巨人･初) .316
最多安打マートン(阪神･2) 180
最多本塁打バレンティン(ヤクルト･初) 31
最多打点新井貴浩(阪神･初) 93
最高出塁率鳥谷敬(阪神･初) .395
最多盗塁藤村大介(巨人･初) 28

･投手部門
最多勝利吉見一起(中日･2) 18
　　　　内海哲也(巨人･初) 18
最優秀防御率吉見一起(中日･初) 1.65
最多セーブ藤川球児(阪神･2) 41
最優秀中継ぎ(最多ホールドポイント) 浅尾拓也(中日･2) 52
最多奪三振前田健太(広島･2) 192

【パ･リーグ】
･打撃部門
首位打者内川聖一(ソフトバンク･2) .338
最多安打坂口智隆(オリックス･初) 175
最多本塁打中村剛也(西武･3) 48
最多打点中村剛也(西武･2) 116
最高出塁率糸井嘉男(日本ハム･初) .411
最多盗塁本多雄一(ソフトバンク･2) 60

･投手部門
最多勝利田中将大(楽天･初) 19
最優秀防御率田中将大(楽天･初) 1.27
最多セーブ武田久(日本ハム･2) 37
最優秀中継ぎ(最多ホールドポイント) 平野佳寿(オリックス･初) 49
最多奪三振ダルビッシュ有(日本ハム･3) 276

(2011年10月26日)

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