斎藤佑樹の不甲斐ない成績に、今年度ドラフト候補生たちの評価が下落中!?
昨年のドラフト会議で日本中の注目を集めた斎藤佑樹投手。プロ入り後もその人気は衰えることなく、先日のオールスターゲームにはファン投票による特別枠で初出場を果たした。
しかし、前半戦の成績は7試合に登板し、3勝2敗、防御率3.18と平凡なもの。
本人はもちろん、首脳陣も納得してはいないだろう。
あるプロ野球解説者も、
「登板翌日には登録抹消で二軍落ち、10日後に再登録されたら、投げてまた二軍という状態です。日本ハムは先発4番手までが安定しているとはいえ、今の斎藤の成績は物足りない気がします」(リアルライブより)
とコメント。
早稲田大学では東京六大学野球史上6人目となる通算30勝300奪三振を達成するなど輝かしい成績を残した斎藤だが、現在の成績を見る限り、"プロの壁"にぶち当たっていると言っていいだろう。
しかし、"プロの壁"に苦しんでいる新人選手は斎藤だけではない。
そもそも昨年の今頃、斎藤と同学年の大学生投手たちは"即戦力の宝庫"などと呼ばれ、各球団のスカウト陣から、
「2ケタ勝利の計算が立つ投手ばかり」(同)
と高い評価を受けていた。
だがフタを開けてみると、2ケタ勝利どころか、先発ローテーション入りがやっとといった選手がほとんど。
6球団による争奪戦の末、西武に入団した大石に至っては、いまだに1軍登板の機会すらない状態だ。
こうした事態に、思わぬとばっちりを受けているのが、今年のドラフト候補生たち。
ある在阪球団スカウトは、
「高い成績を残した大学生投手(斎藤たち)がプロの壁にぶつかったとなると、今年のドラフト候補生に対し、もうちょっと厳しい見方もしなければなりません」(同)
とコメント。
「今年は1位指名に相応しい選手が少ない」(同)
とまで漏らしているスカウトもいるという。
今年のドラフトの目玉は、菅野智之(東海大)、藤岡貴裕(東洋大)、野村祐輔(明治大)の3投手。
特に最速157キロを誇る菅野は、メジャーも熱視線を送る逸材だ。
ただ、"斎藤世代"の不甲斐ない姿に、彼らに対する評価も厳しいものとなりそうだ。
前出の在阪球団スカウトは、
「菅野、藤岡、野村は『将来のエース候補』ですが、1年目は2ケタ勝利できれば御の字でしょう。斎藤、福井、澤村、塩見が勢いに乗れないところを見ると、今年のドラフト1位候補は下方修正したほうが良さそうですね」(同)
とコメント。
期待の3投手に対しても、即戦力として過度な期待をかけないことを明言している。
かわいい後輩達のためにも、後半戦は"ハンカチ世代"の巻き返しに期待したい。
(2011年7月31日)
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