中村紀洋の横浜加入はコネだった!? 知られざる舞台裏が明らかに!?
先月23日、横浜への入団が発表された元楽天の中村紀洋内野手。入団会見では、
「半分以上諦めていた。それでも諦めずに練習していて良かった。加地(球団)社長から電話をいただいたとき、話している最中はなかったけど、電話を切った後、泣いてしまいました。家族全員で『良かった』と言って泣きました」(日刊ゲンダイより)
と喜びを語った。
中村は昨季、13本塁打、64打点をマークしながら楽天を戦力外に。
その後、独立リーグなどからオファーはあったというが、日本のプロ野球からの誘いはなし。
それでもプロ野球でのプレーにこだわり、兵庫県西宮市内の野球施設で黙々と汗を流していた。
そこへ、開幕ダッシュに失敗した横浜の加地球団社長から
「野球をやる気はあるか。あるなら監督、コーチ、みんな集めて(加入の意思を)伝えるぞ」(同)
という電話が。
中村は昨季1億5000万円だった年俸が500万円になるにも関わらず、横浜入団を即決。
一部ではブランクがあるためテスト後の入団になるとの報道もあったが、すぐに入団会見が開かれた。
しかし、このようにとんとん拍子で話が進んだのには裏がある。
中村は昨年10月1日に楽天から戦力外通告を受けると、すぐさま代理人の団野村氏を通じて横浜を含めた各球団に売り込みを開始。
「ユニホームを着させていただけるなら、条件も何もない。育成(選手契約)でもいい」(同)
とまで発言し、返事を待った。
だが、前述したとおりオファーはゼロ。
通算378本塁打の実績は誰もが認めるところだが、その素行の悪さが問題視されているなどと報じられた。
では、なぜ横浜が獲得に手を挙げたのか。
ある球団関係者は、
「その後、地元・大阪で中村と親交の深い人物が加地社長に接近。『ノリを拾ってやってくれ』と頼み込み、これに加地社長が折れたという話もある」(同)
と証言。
結局、実力ではなく"コネ"で入団したというのだ。
今季の横浜は順位こそ最下位だが、主将の村田を中心にチームの士気は高い。
昨季はベンチ裏での喫煙やゲームなどが報じられたが、今季はチーム一丸となって戦う姿勢が伺える。
そこへ"問題児"中村のコネ入団。
果たしてこの補強は吉と出るか、凶と出るか。
(2011年6月5日)
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