日本ハム･田中賢介が開幕絶望!! 骨折の回復見られず､本人も｢無理です･･･｣

沖縄･名護キャンプ中だった先月25日に右手薬指を骨折した日本ハムの田中賢介内野手が､3月25日の開幕戦までに復帰できないことが1日､分かった｡

田中は先月25日の守備練習中にイレギュラーした打球が右手を直撃｡
名護市内の病院でX線検査を受け､全治4週間と診断されていた｡

梨田監督は当初､
｢絶対に開幕は出します｣(スポニチアネックスより)
と早期回復を期待していたが､先月28日の再検査でも全治4週間の診断は変わらず｡
ついにこの日､5日から鎌ケ谷市の2軍施設で調整させることを決断した｡

骨折後も患部に影響が出ない範囲で練習を続けてきた田中だが､この日は開幕戦出場について､
｢無理です･･･｣(同)
とコメントし､足早に報道陣の前から姿を消したという｡

田中は昨季､不動の一番打者として143試合に出場し､打率.335､34盗塁をマーク｡
2009年からは選手会長も務めており､チームの精神的支柱でもあった｡

チームの中心選手を欠いて開幕を迎えることになる日本ハム｡
しかし､アクシンデントはこれだけではない｡

なんと､田中の代役として期待されていた飯山裕志内野手も､先月27日の楽天線で右大腿二頭筋を負傷｡
全治2週間とこちらも開幕が微妙な状況となり､梨田監督は､
｢なんでセカンドを守らせる選手ばかり続いて･･･｣(同)
と相次ぐアクシデントを嘆いた｡

斎藤佑樹投手が加入し､キャンプ中は明るい話題を数多く提供した日本ハム｡
しかし､開幕まで1ヶ月を切ったこの時期に､思わぬ試練がチームを襲っている｡

(2011年3月2日)

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