オリックス･金子千尋が右ヒジ手術で開幕絶望!! 開幕投手にはアノ新外国人が浮上!?

右ヒジの違和感を訴えていたオリックス･金子千尋投手が7日､神戸市内の病院で精密検査を受けた結果､右ヒジ遊離軟骨の負傷であることが判明｡
9日にも手術を受けるが､前半戦の復帰は絶望的とみられている｡

金子は昨季29試合に登板し､17勝8敗､防御率3.30で最多勝を獲得｡
今季の開幕投手候補筆頭に挙げられていた｡

今キャンプでは5日にブルペン入りし19球を投げたが､
｢肩の状態は問題ないけど､イメージした球筋では投げられてなかった｣(スポーツ報知より)
と不満気にコメント｡
翌日ブルペン入りした際に右ヒジの違和感を訴えた｡

オリックス･井筒明裕チーフトレーナーは､
｢一般的に1か月でボールを触り､(実戦で)投げられるまでは2､3か月ほど｡投手なのでそれ以上かかることもある｣(同)
と長期離脱も示唆｡
エースの離脱に岡田監督も､
｢一番信頼して､1年間ローテを守ってくれるピッチャー｡開幕を予定していたからな｣(同)
と落胆を隠せない様子だ｡

代役の開幕投手には昨季10勝を挙げた木佐貫洋投手ら実績のある選手の名前が浮上しているが､新外国人選手の朴賛浩投手(パク･チャンホ)も候補の一人｡
アジア人歴代最多のメジャー通算124勝を誇る右腕は順調な調整を続けており､岡田監督は､
｢開幕もあるかも｣(スポニチアネックスより)
と不敵な笑み｡
25日の紅白戦に登板させ､開幕に向けた"テスト"を行うことを明かした｡

今オフ､朴だけでなく寺原隼人やマクレーン､フィガロなど先発候補を数多く補強したオリックス｡
エースの離脱は大きいが､新戦力にとっては大きなアピールチャンスとなりそうだ｡

(2011年2月8日)

その他のBASEBALLニュース