元西武･大久保博元氏が球団を提訴!! シーズン中に菊池雄星の出廷もある!?

若手選手に対する暴力行為があったとして昨年7月に西武を解雇された大久保博元前2軍打撃コーチが27日､球団を相手取り解雇無効の確認と未払い報酬など計2126万300円の支払いを求め､東京地裁に提訴した｡

大久保氏は解雇直後から､暴力行為をコーチとして正当な業務だったと主張｡
また､解雇に際して弁明の機会が与えられなかったことも不当であるとし､昨年､同地裁に地位保全と報酬の仮払いを求めた仮処分申請｡
しかし､この時は申請を却下され､東京高裁への抗告棄却されている｡

この日､大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士は､
｢暴行に関する事実誤認など､解雇に理由がないことを､本訴において改めて主張して参ります｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
これに対し球団側は､
｢訴状が届いていないので具体的にお話できませんが､提訴が事実なら信じられないことです｡断固､闘っていきます｣(スポーツ報知より)
と徹底抗戦していく構えだ｡

しかし､大久保氏側には切り札がある｡

阿部弁護士は､
｢雄星投手を証人として申請することになります｣(夕刊フジより)
と大久保氏に暴行されたといわれる菊池雄星投手に証人として出廷を求める意向であることを発表｡
当時､現場にいた関係者も併せて出廷を求めていくという｡

申請が認められた場合､菊池の出廷は6月～8月になる見込み｡
証人は裁判所からの出廷要請を拒否することができないため､シーズン真っ最中の出廷という異例の事態になることもありそうだ｡

(2011年1月28日)

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