香川真司､トップ下争いは本田圭佑に敗れるもビッグマウスでは圧勝!?

7日に開幕するサッカー･アジア杯に向け現地で調整を続ける日本代表｡
2004年大会以来の優勝を目指し､チーム内での競争が激しさを増している｡

中でもし烈なのがMF本田圭佑とMF香川真司の"トップ下争い"だ｡
これまでザッケローニ体制では本田がトップ下を務めてきたが､直前の国内合宿で香川は､
｢チームでもやっているので(代表でも)トップ下をやりたい気持ちが強い｡(本田圭と)かぶりますね｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
ドイツで急成長を遂げた21歳の新星が､トップ下に名乗りを上げた｡

ザッケローニ監督の判断に大きな注目が集まる中､4日に行われた戦術練習は非公開｡
しかし､関係者の話によるとトップ下に入ったのは本田｡
香川は左MFでプレーしていたという｡

エースナンバーの"10番"こそ香川に譲ったが､これまでの代表への貢献度は本田が上｡
昨年のアルゼンチン戦､韓国戦でザッケローニ監督の信頼をしっかり勝ち取ったようだ｡

しかし､香川も負けてはいない｡
現地入りした4日に行われたインタビューで､ドイツ･ブンデスリーガの印象を､
｢すごいなと思った選手?それが割といないんですよね｣(サンケイスポーツより)
と豪語｡
同リーグで活躍するW杯南アフリカ大会の得点王･ミュラーについても､
｢そんなにすごいとは感じなかった｣(同)
とビックマウスで知られる本田を越える発言で周囲を驚かせた｡

アジア杯の優勝国を予想した英国のブックメーカーでは､優勝オッズ4.5倍と断トツの一番人気に支持されている日本代表｡
二人の若き才能が融合したとき､アジアの頂点はより確実なものとなるだろう｡

(2011年1月6日)

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