楽天･星野監督は客寄せパンダ!? 関係者が明かす闘将のガッカリな素顔!!

8年ぶりの現場復帰でその一挙手一投足が注目を集める楽天の星野仙一新監督｡
楽天ファンは今季最下位に沈んだチームの救世主として大きな期待を寄せているが､球界関係者からの評価は決していいものではない｡

過去に監督を務めた中日の関係者は､
｢上司から見れば､これほどかわいいやつはいないでしょう｣(日刊ゲンダイより)
と振り返る｡
｢うちの監督をやった時のオーナーは､星野をネコかわいがりした｡海外キャンプも補強も､すべてカネを出した｡それが優勝につながって､自分の株も上がった｣(同)
東海地方の財界人から協力なサポートを受け､星野監督の政治力は増していったという｡

次第に野球で選手を動かすよりも､カネを動かすことに力を注ぎ始めた星野監督｡
しかし､
｢個人事務所を3つも立ち上げたが､プロの餌食になり､バブリーな投資に手を染めて､莫大な借金を抱えた｣(同)
と事情通は明かす｡

"闘将"や"男らしい"というイメージは作られたもので､乱闘でも｢燃える相手｣は選別して､｢怖いヤツ｣には絶対に手を出さなかったという｡

それでも選手にとっては恐ろしい存在だったようで､コーチ経験者は､
｢カッとなったら手に負えない｡死ぬほど殴りつけられた選手､関係者もいる｡本人は､それを愛のムチと思っているから始末が悪かった｣(同)
と呆れ顔で話した｡

カネと鉄拳制裁と政治力で結果を出してきた星野監督に楽天を強くすることはできるのだろうか｡

先の関係者は､
｢カネと政治力は絶望的です｣(同)
との見解を示した｡
その理由は､
｢今度のオーナーはカネにシビアですよ｡補強するというが､星野が望むほどカネは出さないでしょう｡加えて､野球人をちゃんと評価しない｡かつて､広岡達朗さんをGMにと推薦され自宅に呼んだとき､Tシャツに短パン姿で現れたような人ですから｣(同)

さらに､鉄拳制裁には本人の体力が足りない｡中日､阪神共に退任の理由は｢健康問題｣だった｡
｢実際､からだはボロボロです｡もう選手を殴りつけて､相手にケンカを売ってという体力はない｡それに､今度は島野(育夫＝故人)さんがいない｡島野さんは名参謀でした｡中日､阪神での優勝は島野育夫あってこそ､と言われた｣(同)

全てを失って臨む､楽天再建｡
早くも話題づくりの"客寄せパンダ"という声も聞こえてきているが､その声を払しょくするような躍進を見せることはできるのだろうか｡

(2010年11月3日)

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