史上初の快挙へ!! ドラフト最注目"早大3本柱"の運命は!?

ドラフト会議が28日､東京･港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われる｡

注目は斎藤佑樹､大石達也､福井優也の"早大3本柱"｡
同一チームから同時に3投手がドラフト1位指名されれば史上初の快挙｡
3人の進路に野球ファンの視線が集まっている｡

斉藤はこの秋に､リーグ史上6人目の｢30勝&300奪三振｣を達成｡
圧倒的なスター性と完成された投球術､修正能力の高さが評価されている｡
すでにヤクルトとロッテが1位指名を公言｡
本人は､
｢後はくじ引きですので､天命を待つだけ｣(スポーツ報知より)
と話し目を輝かせた｡

大石は最速155キロの速球が武器｡
潜在能力では斉藤をも凌ぐと見られており､リリーフの即戦力として阪神､横浜､オリックスなどが1位候補に挙げ､最大6球団での競合が見込まれる｡
｢とにかく投げさせてもらえるように頑張って､その中で結果を残したい｣(同)
と本人は至って謙虚だが､No.1評価は揺るがないだろう｡

福井は2005年､高卒で巨人からドラフト指名を受けるもこれを拒否｡1年の浪人生活の後､早大に入学した異色の経歴を持つ｡
最速152キロのストレートとキレのいいスライダーが特徴で､マウンド度胸も抜群｡
現時点ではヤクルトやロッテが斉藤の外れ1位候補として挙げているが､競合を回避し単独指名を狙う球団が出てくる可能性もありそうだ｡

これまでに数々のドラマを生んできたドラフト会議｡
"ハンカチ世代"はどのようなドラマを見せてくれるのか注目だ｡

(2010年10月28日)

その他のBASEBALLニュース