横浜身売りで監督交代もある!? 住生活グループ会長が来季白紙を強調!!

横浜と買収交渉を進めている住宅設備大手『住生活グループ(リクシル)』の潮田洋一郎会長が12日､都内で会見を行った｡

横浜の身売り報道が出てから初の会見ということもあり､大きな注目を集めこの会見で潮田会長は､来季が3年契約の2年目となる尾花監督を含めた来季体制について､
｢まったく白紙ということになる｣(スポーツ報知より)
とした｡

一方､チームの組閣について現親会社のTBS側は今季体制の続行を希望しており､若林貴世志オーナーは､
｢フロント､現場は現体制で引き継ぐのがスムーズ｡先方に了承してもらった上で話を進めている｣(同)
とコメント｡
尾花監督続投は住生活グループ側の了解を得ているとの見解を示していた｡

しかし､潮田会長は､
｢一切そういう話はしていない｣(同)
と否定｡
さらに､
｢仮に我々がお引き受けする場合に､その価値に大きな影響を与える項目でもある｡なるべくならまだまだ触らないでいただきたいと考えている｣(同)
とTBS側にクギを刺した｡

また､一部では新潟への本拠地移設が報じられていることについては､
｢本拠地に対する制約はないと考えている｡横浜なのか､それ以外の土地なのか､まだ何の情報も収集していない｣(同)
と白紙であることを強調｡

潮田会長は会見で､終始穏やかな語り口だったというが､その言葉からは買収へ強い決意が伺える｡

住生活グループは大まかな球団の資産査定をすでに済ませており､月内の買収合意と11月1日の中間決算での正式発表を目指し､交渉を詰めていく予定｡
チームの組閣も含め､弱小球団を蘇らせる策はあるのか｡今後の動向に注目したい｡

(2010年10月13日)

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