井口獲得に日米7球団が立候補! 移籍先は年内にも決定か

アメリカMLBナショナルリーグ東地区に所属するフィリーズが、井口資仁内野手(33)に対し自由契約を通達したことが日本時間の11日、明らかになった。

フィリーズのゼネナルマネージャーを務めるルーベン・アマロ氏(43)が井口の代理人に自由契約手続きを行った旨を連絡した模様だ。

井口は12月1日までフィリーズとの優先交渉権があったものの、他球団とも交渉がしたいという理由から球団側に対し、自由契約を申し出。球団側が申し出を受諾した形だ。

これに伴い、獲得の動きに出たメジャー球団はジャイアンツ、インディアンス、ダイヤモンドバックスなど多数と言われている。
また、国内プロ野球のチームからも巨人、日本ハム、ロッテ、オリックスが名乗りを挙げるとされており、井口の移籍は確実となった。

今季は右肩の故障で、85試合の出場にとどまった井口。成績も打率.232、2本塁打、24打点といまいち奮わなかったのだが、現在けがは問題なく完治しており来季の不安はない。

今後の身の振り方について井口本人は、
「移籍先は年内までに決めたいです。そうなれば自主トレも思いっきりできるし、遅くなると相手球団にも失礼ですから」と年内の決着を名言した。

井口の獲得を目指し、日米の争奪戦がまもなく始まる。

(2008年11月12日)

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