鉄人はまだまだ戦力!! FA権取得の阪神･金本に残留要請へ

今日17日､自身3度目のFA権を取得する阪神･金本知憲外野手｡
球団側は今季が契約最終年となる金本に来季残留を要請する方針を固めた｡

42歳の金本は今季､順調なキャンプを送ったもののオープン戦で右肩を負傷｡
その影響からシーズンに入っても満足な守備ができず､打撃も不振に陥り､4月18日には連続試合フルイニング出場の世界記録が1492試合で途切れた｡

阪神の坂井オーナーは､
｢オフにしっかりケアしてもらって､来年も普通に阪神でやってもらえるものと思っています｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡

さらに､
｢実績もあるし､経験もある｡何より他の選手にない存在感がある｣(同)
と､金本がチームに欠かせない"戦力"であること強調した｡

02年オフに広島からFA移籍した金本は､権利を再取得した06年オフに4年契約を結び直している｡
球団フロントは単年契約を基本とし､今季年俸4億5000万円から4億円前後での契約を検討しているとみられる｡

正式な残留要請はシーズン終了後の見通しだが､巨人とのし烈な首位争いが続く阪神の士気が上がることは間違いないだろう｡

(2010年8月17日)

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