ついに法廷へ!! 大久保前コーチが地裁に地位保全を申し立て

選手への暴力行為などがあったとしてプロ野球･西武から解雇された､大久保博元･前2軍打撃コーチが､不当解雇により名誉を毀損されたことを理由に､コーチの地位保全と報酬仮払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた｡

大久保は解雇が決定した際に､
｢解雇の理由については納得できない部分がある｡コーチとして不適切な行為をしたことはない｣(スポーツ報知より)
と反論しており､真実は法廷で争われることになった｡

解雇の発端となったのが､自主的に早朝練習を行う選手らで作った｢アーリー会｣
での罰金制度｡
この制度に不満を持っていたとされる雄星ら一部若手らが､選手会に報告｡
それを知った大久保は､雄星らを呼び出し口頭で注意をした後､暴力行為を行ったという｡

大久保の代理人を務める阿部鋼弁護士は､
｢解雇理由となった事実関係が不明確なまま､関係者間の処分が､一方は『注意』､一方は『解雇』に分かれていることには､違和を感じる方も少なくないのではないでしょうか｣(同)
とコメント｡

大混戦のパ･リーグで､大久保が1軍打撃コーチを務めていた2008年以来の優勝を目指すチームのことを考えてか､多くを語ることはなかった｡

(2010年8月13日)

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