楽天･山崎､判定にブチ切れ暴言退場｢審判をやる資格ない｣

27日に行われた楽天対ソフトバンク戦｡
楽天･山崎武司内野手(41)が五回の打席でストライクの判定をめぐって白井球審に暴言を吐き､侮辱行為で退場となった｡
三回に同点適時打を放った主砲を欠いたチームは3-4と逆転負けで4連敗となった｡

2ストライク1ボールから､内角の直球を見逃し三振と判定されて激高｡
退場の場内アナウンスをする同球審を目掛けて突進しようとして､ナインに必死に止められるなど大荒れ｡
過去に暴言による10度の退場処分を受けたブラウン監督も､怒り狂う山崎の肩を抱いてなだめていた｡
3球目のストライク判定をめぐってもバットを本塁ベースに叩きつけ抗議していたことが伏線となっており､その直後の見逃し三振判定に怒りが爆発した形だ｡

｢暴言は反省するけど､感情で判定するなら審判をやる資格はない｡どんな気持ちでストライクと言ったのか聞いてみたい｡あれがストライクだったら､オレは2軍に行くよ｣(スポニチアネックスより)

と､試合後も怒りの収まらなかった｡

山崎の退場と､チームの4連敗を受けて､この日先発の岩隅(7回4失点KO)は､
｢不運なこともあるのが野球｡またチームが1つになって戦えばいい｣と話した｡

山崎はこれで自身6度目の退場｡
選手としては､最多であるローズの14回に続いて､オリックスのカブレラと並ぶ史上2番目の多さとなった｡

(2010年7月28日)

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