チーム・バチスタの栄光
[第6話]
オペ前室にバラの花束が置かれると、患者は死ぬ――。11/18放送
手術を延期するよう桐生(伊原剛志)に要請する田口(伊藤淳史)。しかし手術は行われてしまう。田口から電話連絡を受けた白鳥(仲村トオル)も病院へ急いだが間に合いそうにない。
手術室に入ることができず、観覧室から経過を見守る田口。手術は順調そのものだった。ところが、心臓への血流を再開しても心臓が動かない。ついに5件目の術死が起きてしまった。
遅れてオペ室に到着した白鳥は「患者の心臓を解剖すれば死因が特定できる」と宣言。承諾を得ようと遺族のもとへ急ぐ。患者の妻は解剖を拒否するが、そこへ桐生が現れ「縫合した心臓を再び開くだけでもお願いできませんか」と、患者の妻に頭を下げ、やっと承諾をもらう。
ところが、患者の心臓の縫合を解いたが何の異常も見当たらない。チーム・バチスタのメンバーたちから罵声を浴びせられる。それでも執拗に食い下がる白鳥だったが、垣谷(鶴見辰吾)に殴られ、オペ室から締め出されてしまう。
遺体が焼かれたら何も証拠を見つけられない。「解剖以外に方法はないのか」田口の問いに、白鳥は“AI”という方法を思い出す。AIとは、遺体をMRIにかけて画像で判断する方法だった。ただし、日本ではあまり前例がない。
遅れて到着した病院長の高階(林隆三)が承諾し、AIが実施された。MRI画像から、白鳥は不審な点を発見する。白鳥と田口らはオペ室に戻ると、白鳥は名指しで氷室(城田優)を犯人だと断定する。氷室は手術用の器具を使って心臓に強い電流を流し、患者を殺したのだ。
「ようやく分かったんだ」氷室は犯行を認めた。謎の犯行声明文を出したのも氷室だった。花束を置いたのも氷室だった。子どもが死亡しなかったのは、情ではなく、子どもの手術でその器具を使わないからだった。
「なぜ5人も殺さなければならなかったんですか…?」田口が氷室にたずねると、氷室は「5人も殺していない」と答える。そして、「他にも殺人者がいる、このなかにいるよ。これからも術死は続く」と、宣言する。
その後、氷室は身柄を確保されるが、警察が到着する直前、氷室は病院から姿を消した…。
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キャスト
田口公平 / 伊藤淳史(いとうあつし)周りに何を言われても超マイペースな外科特・・・
白鳥圭輔 / 仲村トオル(なかむらとおる)
医師免許を持ち、医療知識が豊富な厚生労働・・・
桐生恭一 / 伊原剛志(いはらつよし)
バチスタ手術の世界的な権威。冷静さと情熱・・・
大友直美 / 釈由美子(しゃくゆみこ)
手術室で看護師主任として働いている。その・・・
城田優 / 城田優(しろたゆう)
周りから定評のある麻酔医。どんな場面にお・・・
鳴海涼 / 宮川大輔(みやがわだいすけ)
桐生恭一の義弟であり、チームバチスタでは・・・
垣谷雄次 / 鶴見辰吾(つるみしんご)
医局長として働いている。主な仕事は心臓血・・・
酒井利樹 / 鈴木裕樹(すずきひろき)
チームバチスタ所属を自ら志願した男。仕事・・・
羽場貴之 / 戸田昌宏(とだまさひろ)
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