猿ロック第10話あらすじ完全版

猿ロック

[第10話]

09/24放送

合田家の豪邸で発生した美術品強盗事件発生後、サル（市原隼人）が暮らす商店街で連続窃盗が発生する。そんな中、刑事たちがサルの店を訪れる。するとどういうわけか、盗まれた美術品などがサルの店に置かれていた。刑事は、窃盗事件の容疑者として「逮捕する」という。
「逃げて！」リツコ（芦名星）の声に弾かれるように、共犯だと疑われているミナミ（みさきゆう）と一緒に逃走する。

誰かにはめられた――サルは自分たちで真犯人を捕まえようと決意する。

真犯人を捕まえるため、サルは商店街に罠を仕掛けることに。猿は町内会の住人にも協力を得て、架空の「町内会ボーリング大会」を宣伝する。これで犯人をおびき寄せようとしたのだ。
猿の読みどおり犯人はまんまと罠にかかるが、あと少しのところで逃げてしまう。ガッシリした犯人は、リツコと2人がかりでも止めることができなかったのだ。

そこで「闇のルート」に詳しい三島に、頻繁に美術品を売りさばいていた人を捜してもらうことにする。三島と話をするうちに、サルは真犯人の心当たりを得る。

サルは犯人を捕まえるため、山本（渡部豪太）やリツコに協力してもらうことに。そのとき「ミナミを疑っている」とも伝えた。
じつは「怪しい」というのは一連の強盗事件の共犯としてではなく、ミナミの「AV嬢疑惑」についてだった。サルや山本は、ミナミにそっくりのAV女優が出演するAVビデオを観て大興奮！　真相を突き止めねばと必死になっていた。AV女優＝ミナミかどうか。それを確かめる鍵はミナミの胸に隠されていた。AVビデオで悶えるミナミの胸には大きなホクロがあった。それさえ確認できれば…。
もちろん、リツコには内緒である。

窃盗の真犯人を見つけるための作戦が決行される。
あらかじめリツコは偽名を語って合田家のお手伝いとして潜入し、果物屋に扮装して荷物のお届けにやってきたサル・山本・ミナミを屋敷に通した。
サル・山本・ミナミは、美術品が盗まれた蔵に潜入すると、地下に隠し部屋を発見。そこには盗まれたはずの美術品がちゃんと保管されていたのだ！合田の主人たちは「窃盗に遭った」と嘘の事件を自らでっち上げ、美術品に掛けられていた保険金を騙し取って儲けていたのだ。さらに闇ルートで美術品を売りさばくことで二重に儲けていたのだった。

その時、隠し部屋のドアが締まる。
山本は「外から鍵をかけられた」と大騒ぎだ。サルが室内から開錠を試みるが、工具が届かないという。もっと長い針金があれば…。サルは、ミナミにブラジャーを外してワイヤーを使わせて欲しいと申し出る。渋々、承知するミナミがブラジャーを外すが…ミナミの胸には大きなホクロなどなかった。
この作戦は、ミナミの胸のホクロの有無を確認するための作戦だったのだ！　落ち込む山本。さっさと撤収を始めるサル…。

その夜、サルが自室で寝ていると、全身黒ずくめの男が入ってきてベッドにナイフを突き立てた。
しかしサルは無事だ。こうなることを予測して待っていたのだ。サルが男の覆面を取る。
犯人は合田家の使用人の男だった！　もちろん、サルの読みどおりだった。
待ちかねたように警察がやってきて、男を逮捕して行った。
これで一件落着だ！

サルの逮捕劇自体が、警察が仕組んだ芝居だった。サルが逮捕されて、真犯人が安心して美術品を闇ルートで売りさばき始めたところで逮捕をする予定だったのだ。

事件も一件落着したある日、サルが仕事から帰ると、彼の部屋にミナミがいた。忘れ物をしたというミナミの手にはAVビデオが…。ミナミの正体に気づいたサルは再び興奮するのだった…。

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