メイド刑事
[第2話]
07/03放送

葵(福田沙紀)は、京都府警察本部本部長・海堂(原田龍二)のお屋敷で、メイドとして働く少女。しかし、その実態は潜入捜査をこなすメイド刑事だった。

そんな彼女の経歴には紆余曲折があった。かつては“レディースの総長”として、悪の道を突っ走っていた時代もあった。そんな葵を救ったのは、彼女のご主人様・海堂だ。葵にとって「ご主人様」と呼べるのは、今も、これからも、海堂ひとりなのだ。

ある日、レディースの頃に可愛がっていた曜子(かでなれおん)が葵に助けを求めて来た。体中傷だらけの曜子。

曜子の話では、葵の後継者となった三代目総長・紅(仲村瑠璃亜)が、大麻密売をしているという。総長の紅に逆らった曜子は、制裁を受けたという…。
大麻の密売には、紅の交際中の男が絡んでいるらしい。その男は三津田総合病院の御曹司だというのだ。

医師会長も務める名士・三津田院長(峰蘭太郎)の病院を捜査するとなれば、慎重な内偵捜査が必要だった。
葵は海堂に潜入捜査を直訴する。これは、二代目レディース総長としてではない。悪の汚れを取り除くためだ…。

メイドとなって三津田家に潜り込んだ、葵。
三津田家には、2人の兄弟、長男の秀一(波岡一喜)と次男の勇次(杉浦太陽)がいた。
秀一と勇次は正反対な性格で、対照的な人生を送っていた。三津田家の財産に執着し、名医の長男の秀一と医師になることも諦め、何となく楽しく生活している勇次。

一体、どちらが紅の恋人なのか!?

三津田家ではある問題が起きていた。三津田院長と朋美(相本久美子)の再婚だ。
秀一は、継母にあたる朋美の存在を認めていなかったが、勇次は、朋美を母親と認めている…。

そんなある日、梶警部補(的場浩司)宛に、タイトルに「告発」と書かれたメールが送信されてくる。メールには、驚くべき内容が書かれていた。

〔次男、三津田勇次は、女を使って大麻を売っています。至急、取り締まってください〕

勇次を嫌っている秀一の仕業なのか!? 

葵は、研修医に変装して三津田総合病院に潜入して様子を窺がったり、三津田家の家政婦としてそっと様子を窺がったりしたが、どうやら秀一が大麻を売りさばいているのではなさそうなのだ。秀一が、周囲に冷たいのは、三津田総合病院を継ぐ長男としての自覚からなのだ。秀一は彼なりに、勇次や、朋美を慕っていたのだ。

では、紅に大麻を売らせている真犯人は誰なのか!?

そんなある日、三津田総合病院の金庫番をしている新谷が三津田家にやってきた。玄関で新谷の靴を揃えた葵は、新谷の靴から臭う“ガソリンの臭い”に気づいた。葵が、新谷の利用しているガソリンスタンドで新谷について尋ねると、ガソリンスタンドの店員は、新谷が“毎日、発電機用のガソリンを買いに来る”ことを教えてくれた。それを聞いた葵は真犯人に気付く。

犯人は、新谷だった。

新谷は小遣い稼ぎのために自分で大麻を栽培していた。そして紅を脅して、栽培していた大麻を売りさばいていた。紅は新谷から「勇次と付き合っていることをばらす」と脅されていた。〔レディースと付き合っていることが知れたら、勇次に迷惑がかかる〕 そう考えた紅は、新谷のいうがままに大麻を売っていたのだった。

「世の中の悪をお掃除させていだきます!」鉄パイプを振りかざして襲ってきた新谷を、葵は一撃で退治した。

ちょうどそこに、曜子と勇次、少し遅れて梶警部補がやってくる。
梶警部補が紅に手錠を掛けようとすると、勇次は「少し待ってください」と声をかける。そして、紅の左手薬指にダイヤモンドの指輪をはめた。
「待っているよ」勇次の言葉に、頷く紅――こうして事件は見事に解決した!

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06/26 第1話

キャスト
若槻葵 / 福田沙紀(ふくださき)
京都のセレブな大豪邸、海堂家で働くかわいいメイドさん。
しかし!!もうひとつの顔があるんです・・・
そう、彼女はメイド刑事!!
ご主人様の海堂俊昭から秘密指令を受け、潜入捜査で悪事を暴くのだ!!
実は、元レディース総長なのだとか・・・。
海堂俊昭 / 原田龍二(はらだりゅうじ)
海堂俊昭、この人こそ葵の「ご主人様」。
京都府警察本部長。
皆から信頼される心の熱い男である。
葵との間に秘密の過去があるようで・・・。
梶正治 / 的場浩司(まとばこうじ)
捜査一課の警部補。
口は悪いがお人よし、おっちょこちょいな一面アリ。
団地で家族仲良く暮らしている。
海堂警察本部長とは、上司と部下を越えたいい関係。
葵に捜査情報を教えてくれるとっても強い味方。
坪内さくら / 大島蓉子(おおしまようこ)
海堂家のコックさん。
とってもおいしいパンを毎朝焼いてくれる。
葵の母親的存在で、明るいおばちゃん。
朝倉執事 / 品川徹(しながわとおる)
年齢不詳で経験豊富で知識は計り知れない謎の執事だが、信頼の置ける人間である。
葵に、さまざまな過去の経験を持ち出し、アドバイスしてくれる。

百瀬玲子 / 中山恵(なかやまめぐみ)
梶と良いコンビを組む刑事。
梶の部下である。
ほのぼのとしたおとぼけ気味の人。
伊藤曜子 / かでなれおん(かでなれおん)
葵に忠誠を誓っていて、何かと助けてくれるレディース。
明るくて力強い葵の後輩。
『渋滞知らずの曜子』と呼ばれるのは、京都の道路事情を知り尽くしているからである。

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