外交官黒田康作第1話あらすじ完全版

外交官黒田康作

[第1話]

01/13放送

ボリビアで発生した邦人誘拐事件を解決した外務省の外交官・黒田（織田裕二）は帰国し、さっそく次の任務についた。今回の黒田の任務は、ＷＴＯ農業交渉会議で現地を訪れる外務副大臣・観上祥子（草刈民代）の警護だ。

サンフランシスコに入国した黒田は、情報屋のジョン（イ・ビョンホン）と接触し、情報収集をする。その後、元外交官・霜村毅（香川照之）から電話が…。11年ぶりに再開した霜村の様子は少しおかしかった。別れ際、霜村は黒田に「すまない」と侘びの言葉を言い残した。

その頃、日本では大学教授殺害事件が発生していた。第一発見者は事件を管轄する佃署の刑事・大垣利香子（柴咲コウ）。利香子は事件に違和感を覚え、上司に報告するが、引っ込み思案な地図オタクの利香子の意見は聞き入れてもらえなかった。

一方、サンフランシスコでは観上が襲撃される。観上は犯人を説得しようとするが、犯人は発砲。しかし間一髪のところで黒田が阻止し、犯人も確保した。

犯行の手際の良さから、黒田は内通者がいると察知する。その後の黒田の捜査で、犯人が空砲を発射したことが判明。襲撃が観上のパフォーマンスだったことが発覚した。

日本の大学教授殺害事件にも進展があった。現状に残された証拠から霜村が容疑者が浮上したのだ。

そんななか、霜村が飛び降り自殺を起こす。死体の損壊が激しく本人とは確認できなかった。

霜村の身元を確認するために、日本から利香子と霜村の娘・瑠衣(夏帆)が渡米してきた。瑠衣は霜村の遺体と遺留品を確認。警察は“霜村本人”と断定した。その後、遺体は火葬後、海で散骨される…。

渡米の際、利香子は黒田に大学教授殺害事件の疑問点を話す。利香子の話を聞いた黒田は霜村には犯行は不可能と判断、「このままでは無実の人間が殺人者になってしまう」と言うと、利香子に事件を終わらせないよう上司を説得するよう告げた。

黒田が部屋に戻ると、何者かが部屋に侵入していた。黒田は侵入者を車で追跡するが、侵入者は途中で車を捨てて崖から飛び降りてしまう。その後、侵入者は霜村を検視した吉野だということが判明した。

黒田は霜村と吉野の接点を探りはじめるが、そんな矢先、空港で霜村を見かける…。

帰国した黒田は、自ら「外務省中米カリブ課」に異動を志願する。

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