交渉人〜THE NEGOTIATOR〜
[第5話]
大企業の息子・和馬(岡田将生)が誘拐された。02/07放送
SITのメンバーが和馬の自宅へと急行すると、母親・芳江(山口美也子)から「犯人の電話を録音した」と打ち明ける。しかし、録音されていた女の声には聞き覚えがないと話す。
録音中の「探さないで」という言葉が木崎(筧利夫)は気になっていた。
営利目的の誘拐ではないのだろうか?
犯人からの、次の連絡を待つ間に、片山(高橋克実)から意外な事実を報告された。和馬が担任教師・岡村(井上和香)と一緒に学校から出るところを、複数の人が見ていたのだ。
そのうえ岡村は、この日、辞表を出していた。
木崎は和馬と岡村が付き合っているのではないかと疑うが、母は「成績もトップクラスの息子がそんなことをするはずがない!」と苛立つ。
「誘拐ではなく駆け落ちなら…無理心中の可能性もある」
捜査本部に緊張が走ったとき、電話が鳴った。母親を装い電話に出る玲子(米倉涼子)は、あなたは岡村ではないのかとカマをかけてみる。
すると、電話の声があっさりと自分が岡村だと認めて、改めて身代金3000万円を要求する。そして、縛られた和馬の写真が母の携帯電話に送られたのだった。
岡村の部屋を捜索していると、金融会社からの督促状が。岡村は、親が事業に失敗してしまい、両親の借金を背負っていたのだ。
和馬の母は3000万円を用意することに同意するが、「大企業の息子を誘拐したわりには身代金の額が低すぎる」と疑問を抱く、桐沢(陣内孝則)。
実は、玲子も身代金や母親の様子に違和感を覚えていたのだ。
翌朝、指定された時間に身代金を運ぶ母。受け渡しに向かう。3000万円の入ったバッグを指定の場所に置くと、母は後部座席に玲子が潜む車に戻る。そこへ岡村から電話が入るが、も玲子がなりすまして出ると、電話は切れてしまった。
――芳江が置いたバッグに変化はなかった。ところが発信機は移動し始める!?
バッグはいつのまにかすりかえられていたのだ。3000万円を入れたバッグは、現金だけ取られて見つかる。
本橋邸に戻った母に、玲子と木崎からそのことを告げる。すると激しく動揺するが、様子がおかしいことに気付き、冷静に母親と話し合いを始める。
数馬の母が告白したのは――岡村先生が殺される
玲子と木崎は、和馬の隠し部屋を発見、中をみて言葉を失った。部屋中には悪魔を描いたような絵が飾られ、絵の裏には、何枚もの小百合の写真が貼られていた。そして、殺すと書かれているのだ。
学校の写真には「処刑台」と書かれていた。 木崎と玲子は学校に急ぐ。
その頃、和馬と岡村は学校の屋上にいた。和馬は自分の絵を認めない岡村を自殺に見せかけて屋上から落とそうとする。
到着した玲子は和馬に銃を向ける。それを見た岡村は和馬をかばうが、和馬は自ら壁に頭をぶつけ出し、血が流れた。
警視庁に戻った玲子は木崎に「5年前の立てこもり事件」について尋ねる。木崎もSITとして出動していた事件――真里谷が逮捕されるきっかけとなった事件だ。そんな玲子に「捜査資料を読め」と突き放す木崎。
留美子(安めぐみ)と親しくなっていた甘利(高岡蒼甫)は、玲子が5年前に母親の旧姓に変えていたことを聞き出していた。
玲子も真里谷を訪ねる。すると、真里谷は「久しぶりに玲子以外の人間が訪ねてきた」と告げる…。
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頭脳と美貌、体力を誇り、常に冷静な交渉班・・・
警視庁捜査第一課特殊班「SIT」の警部。・・・
玲子の友人。30歳、フリーター。途中から・・・
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6834131007Y41011
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