息もできない夏
[第11話]
DNA鑑定の結果にショックを受けた玲(武井咲)は一人、洋菓子店で泣いていた。09/18放送
そこに樹山(江口洋介)が現れ、鮎川(要潤)が危篤状態だと伝える。
病室に現れた玲を見た鮎川は、リンゴのガラス細工を差し出す。
だが、玲は死ぬなら一人で死んでと叫ぶと病室を飛び出していった。
帰宅した玲を葉子(木村佳乃)は抱きしめる。
翌日、樹山が出勤すると、玲の戸籍が届いていた。
樹山から電話をもらった玲は、区役所に行って戸籍を受け取る。
玲は樹山に鮎川はどうしているかと尋ねる。
憎くて仕方ないのに、どうしても鮎川のことが頭から離れないというのだ。
人は死んでしまったら、恨み言を言うこともできないのだから会って良かったはずだと樹山は言う。
そこへ、亜沙美(霧島れいか)が現れ、婚姻届を樹山に差し出す。
玲は相変わらず、二人の結婚が理解できないながらも、素直に祝福した。
すると、亜沙美は樹山の気持ちがうれしかったと言い、婚姻届を提出せずに持ち帰る。
その頃、葉子は香緒里(浅田美代子)から、亡夫の啓介(神尾佑)は全て知っていたと聞かされていた。
それでも、玲を自分の娘として育てようと決意した。それだけでいいだろうと言うのだった。
そこへ玲が帰宅し、葉子に戸籍を見せた。
そして、葉子は玲と出会わせてくれた鮎川に感謝すると言う。
すると、玲の携帯に樹山から電話が入り、鮎川が危篤だと告げられる。
玲は葉子に、けじめを付けに行くと言って、病院へ向かった。
病室に着いた玲は、危篤状態の鮎川に話しかけた。
憎くて仕方ないが、自分がいるのは鮎川のおかげだから、感謝すると言う。
すると、鮎川は一瞬目を覚まし、そのまま息を引き取った。
翌朝、玲が出勤すると、安倍川(橋本麗香)がパスポートを用意するようにと告げる。
さつき(原幹恵)は自分が玲の代わりにフランス留学することが納得していなかった。
今回は辞退して、次こそ実力で勝ち取るというのだ。
翌日、玲が区役所に行くと、樹山は退職していた。
居なかった。他の職員によると、
樹山は一身上の都合で、区役所の臨時職員を辞めたのだという。
樹山の家を訪ねていくと、亜沙美に振られたのを機に、自分を見つめ直すというのだった。
それからしばらくして、樹山は新聞記者として事件を追っていた。
一方、玲はパスポートを手に、フランス行きの空港に立っていた──。
09/18
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キャスト
谷崎玲 / 武井咲(たけいえみ)どこにでもいる天真爛漫な少女。ふとしたき・・・
樹山龍一郎 / 江口洋介(えぐちようすけ)
かつて敏腕新聞記者として活躍したが、ある・・・
谷崎葉子 / 木村佳乃(きむらよしの)
玲の母親。
草野広太 / 中村蒼(なかむらあおい)
玲に興味を持つ謎の青年。
鮎川宏基 / 要潤(かなめじゅん)
周作に対してお金を無心する男性。
夏目周作 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
玲のアルバイト先にスイーツを買いに来る謎・・・
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