息もできない夏
[第3話]
07/24放送

玲(武井咲)は区役所に戸籍を作りに行くが、葉子(木村佳乃)は待ち合わせに現れない。
あきらめた玲が帰宅すると、近くで女性の遺体が発見されたというニュースが流れる。
不安に思った玲が葉子の携帯に電話すると、警察官が電話に出た。
バスに携帯が置き忘れられ、警察に届けられたのだという。
警官からは少し様子を見てから、捜索願を出すようにとアドバイスされた。

帰宅して香緒里(浅田美代子)から葉子のことを聞かれた玲は何も答えられない。
事情を察した香緒里は、葉子は周囲をおかしくさせる人なのだと言う。
夫の啓介(神尾佑)も玲の戸籍を作るかどうかで、葉子とモメていたらしい。
啓介は家を飛び出していった葉子を追いかけて、事故に遭ったのだという。

翌日、安倍川(橋本麗香)は玲を区役所へ行く融通が付けやすいバイトのまま雇うことにした。
その日、麻央(小芝風花)が玲と葉子の様子を不審に思い、怒って家を出ていってしまう。

玲は母親の部屋から卒業証書や母子手帳を持ち出すと、区役所に向かった。
玲から母子手帳を差し出された樹山は、産婦人科にカルテがあるかも知れないと言う。
翌日、産婦人科でカルテと出生証明書を受け取ることができた。

帰宅した玲は葉子宛の葉書を見つけた。差出人は北海道の夏目小百合。
玲がその住所を訪ねていくと、旭川精密機器という会社だった。

出てきた社員に玲が、夏目小百合とは葉子の母親かと尋ねると、そうだと言われる。
だが、2カ月前に亡くなっていた。
さらに、玲は葉子が父親に結婚を反対され、家を飛び出したことを聞かされる。

玲が帰った後、社員は東京にいる社長の夏目(北大路欣也)に電話。
「お嬢さんの娘さんの谷崎玲さんが、いらっしゃいました」と報告する。

その頃、夏目が玲の店にいた。
店を出たところで、夏目は鮎川(要潤)から声をかけられる。
鮎川は店に何か関係があるのかと尋ねるが、夏目は何も答えない。

そんなある日、樹山のもとに葉子から電話が入る。
葉子は自分にできることはないかと尋ね、樹山は申述書は母親にしか書けないと告げる。

翌日、樹山は葉子のもとに申述書を持ってくる。
樹山は玲を守れるのは葉子だけだと言い、葉子のその言葉にうなずいた。

玲が帰宅すると、葉子から手紙が届いていた。
そこには区役所へ行けなかったお詫びの言葉とともに、鮎川のことも書かれていた。
DVを受けていた前夫の鮎川を見かけて、玲に危害が及ばないよう、身を隠したのだという。

次の日、玲は区役所へ行って、葉子の手紙を樹山に見せ、お礼を告げた。
そして、これからは母を信じて、待ち続けると言う。

その頃、申述書を目の前にした葉子は、鮎川に殴られる記憶が蘇り、ペンを進められずにいた。
一方、玲は自転車で転びそうになり、通行人の男性から手を差し伸べられる。
その男性は鮎川だった。
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キャスト
谷崎玲 / 武井咲(たけいえみ)
どこにでもいる天真爛漫な少女。
ふとしたきっかけで自分が「無戸籍」であるという過酷な運命を知る。
自身の出生の秘密を知る上で、心に傷を負う男と出会う。
樹山龍一郎 / 江口洋介(えぐちようすけ)
かつて敏腕新聞記者として活躍したが、ある事件から贖罪を背負い、都内でひっそりクラス区役所の夜間臨時職員。社会に突き放された少女の唯一の味方となる。

谷崎葉子 / 木村佳乃(きむらよしの)
玲の母親。
草野広太 / 中村蒼(なかむらあおい)
玲に興味を持つ謎の青年。
鮎川宏基 / 要潤(かなめじゅん)
周作に対してお金を無心する男性。
夏目周作 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
玲のアルバイト先にスイーツを買いに来る謎の男性。

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