CHANGE第1話あらすじ完全版

CHANGE

[第1話]

05/12放送

一台の白いヘリコプターが舞い降りる先、そこは物々しい警備が行われていた。周囲は検問が敷かれ、今か今かと要人が到着するのを待っていた。舞い降りたヘリポートから降りてきたのは、現内閣総理大臣・鵜飼（伊藤四郎）だった。どんな重要な会合が行われるかとおもいきや、なんと、大臣たちを従ってのテニス。ところが、そこでぎっくり腰を起こしてしまい救急車で運ばれる失態を起こしてしまう。

内閣支持率が低迷する中、惨めなぎっくり腰騒動で、さらに支持率下降を招いてしまった与党。そんなある日、海外での飛行機事故で与党議員・朝倉氏とその後継者として育てられていた長男が死亡してしまう。

絶対に議席数を落とせない与党は、補欠選挙に何とか朝倉家の人間を担ぎ出ししたい与党総務会長・神林正一（寺尾聰）とその秘書・美山理香（深津絵里）は、次男の朝倉啓太（木村拓哉）に立候補するよう説得を始める。

天文観測が大好きで、「星がきれいだから」と信州の田舎の小学校に就職した啓太を、夫と長男を亡くして今にも倒れそうな母親・朝倉貴江（富司純子）を「選挙に担ぎ出す」と脅して、何とか啓太を選挙に担ぎ出す。

教師を辞め、実家に帰った啓太を、早速、多忙な選挙戦が待っていた。実家に帰ってみると、今にも倒れそうだった母親は、すっかり元気。息子が政治家を目指してくれることを喜んでいるようだった。

選挙前の電話調査では、啓太が絶対不利の状態だったが、啓太のクリーンなイメージと、美山や「200戦199勝」が自慢の敏腕選挙プランナー・韮沢（阿部寛）の力で確実に対抗候補者との差を縮めていた。

ところが選挙投票日直前になって、相手候補陣営が20年前に啓太の父親が起こした疑惑を持ち出し、新聞社に記事を書かせて大騒ぎしたのだ。投票日前日の演説では、相手候補陣営が送り込んだ野次馬から罵声が飛ぶ。そんな完全アウェイの状況で、啓太は堂々と演説をし、なんと、父親の疑惑を認めて謝ってしまうのだ。

「これで選挙は終わった」完全に落ち込む美山や韮沢、啓太の講演会陣営だったが、なんと最後には、僅差ながら大逆転で当選してしまうのだった。こうして、新米国会議員・朝倉啓太が誕生する。

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